☆こちらも、生きた化石と呼ばれています。
・ある観光客の間違い
昨日書きましたように、ヤシの木が気になって仕方がなかったのです。
ですので、あれから結構見て廻りました。
そうこうするうちに、ヤシの木にちょっと似ているソテツも気になりましました。と申しますのも、出島見学しているときに、カッコイイお兄さんが、どうも恋人とみられるステキな女性にソテツを指差しこう言っていたからです。
「ほら、これがヤシの木だよ」
それを受けて彼女らしき女性は、「スゴーイ、なんでもしってるのねー」
違うとバイ。そりゃあんた間違いバイと教えてあげたかったのですが、ぐっと言葉を飲み込みました。どうです?大人の対応でしょう。
・ソテツの簡単な見分け方
とても簡単な見分け方をお伝えしますね。
写真のようにまっすぐで、高さ10m越えている木も多いのがヤシの木。
いやもちろん、前にも申しましたように、こちらは色んな種類があります。なので一概には言えませんが、高くてまっすぐなのは、まずヤシの木です。
一方ズングリしていてクネクネと曲がって枝分かれしているのが、ソテツです。
漢字では「蘇鉄」と書きます。なんでも、弱り始めたら根元の方に鉄釘を打つと元気に蘇るそうですよ。なので、蘇鉄なんですって。
・生きた化石
ソテツは、そのままの姿で恐竜か暮らしていた時代にも生えていたようです。
つまり、恐竜時代の地層から、いまと変わらぬ姿で化石として発掘されているからです。
生長は随分と遅いのですが、タフです。だから生き残ったのでしょうね。
☆ソテツの花が咲いていました
さてその出島では、ソテツの花を見ることができました。
白くて立派な花でしたよ。その写真がこちら。
ソテツはもともと九州南部に自生してましたので、その辺生まれの私には日常の風景でした。ですがこうしてマジマジと見てみますと、なんとも味わい深い植物だと気付かされました。
ソテツについては、明日もう一回書きますね。さてと、今回も最後までお読み下すってありがとうございます。
今日があなたにとりまして佳き日でありますように💐