< よく考えると不思議な「目」の話~①より続く
☆目って、何?
ヒトの目の進化
さて昨日は、元々目を持たなかった初期の生物達が、カンブリア爆発の最中に「目」という器官を得るに至った話をしました。
今日はその続きです。
では生き物は、外界に飛び交う光を、目でキャッチしてどうするかと言う話ですが。
これは我々ヒトにとっては当たり前の話ですが、目で見ることによって、命の外側にある物の色や形、質感などが分かるのです。
これはどういうことか。
前に、ヒトの視覚進化について書きました。
< 見るための、特殊な細胞に進化
そこの記事を少しまとめて書いておきますね。
カンブリア爆発に生まれた光感知細胞はその後、私達哺乳類は約9000万年ほど前に、紫外線と赤色に反応する視覚に進化します。
そして約3000万年ほど前に、視覚に様々な色を識別できるコーン細胞を作り出しました。
そして人類は、得られる情報の80%を視覚から得るようになり、その情報は、脳の三分の一の部分を使って処理されるようになったのです。
目からの情報処理
つまり脳は、自身の三分の一を割いて、外界の光を分析して全情報の80%を得ております。
この光というものには、ヒトの目に見える可視光線以外にも、紫外線も赤外線も電波もX線もガンマ線と色々あります。
光の正体は、光子という粒が起こす波でありまして、その波と波の間隔の差で、目に見える色の違いや、紫外線や赤外線や電波やX線やガンマ線と種類が変わってくるのです。
その内の可視光線が、光源から物体に当たって反射したものを、ヒトは、目という器官を通して脳に送り込むわけです。
そこで脳は、初めてその情報を「色」や「形」や「質感」として脳内で作り上げるのです。
なので。
人によって、物の「色」や「形」や「質感」が違う可能性も実はあるのです。
面白いですよね。
超能力的であり、科学的な話
ここで最初に立ち返って、家内の話なんですが。
ご近所でテレビを点けると、頭の中にパッと光めいたものが走ってそれが分かるという話。
視覚がこのように進化の結果として得たものでありますから、その片隅に、原初の、まだ視覚を持たないときに、外界に何物かが飛び交う事を感知できた仕組みが残されているというのは、実に科学的な推論であります。
こういう仕組みがあれば、昔から言う以心伝心や、視線を感じる能力、それから見えざる物を感知する能力が残されていたとしても何ら不思議もなく説明が付きます。
超能力とされるものの一部は、こうした生命が持つ原初の力だとも言えるかもしれませんね。
ただしそういう感知能力は、視覚が脳が得る外界情報の80%を占め、その処理に使われる部分が三分の一である以上、太陽が輝く昼に、そこにある星々が肉眼で見えないのと同じ事なのです。
視覚情報が強すぎる、という事ですね。
だから人は、感覚を研ぎ澄ますとき、自然と両目を閉じるでしょう。
そういう事だと思います。
なので家内に、その話をしたら、人生で初めて自分に起こる現象に納得できたと喜んでくれました。
と言う事で本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き一日をお過ごしくださいませ💐😊

