☆一週間遅れの正月事始め
正月事始めは12月13日で、その日行うと良いとされていることの一つに、松迎えがあります。
私の家では、この約10年、松迎えを簡略化しておりまして。
昔は松の幼苗を山に取りに行くという行事だったのですが、現代ではそうは行きません。
ですので我が家の場合、以前に住んでいた家の前に大きな松が生えていまして。
そこから飛んできた種が玄関横で芽吹いたので鉢に植え。
その鉢植えをそこから毎年、正月事始めの時に居間に持ち込んでお茶を濁しておりました。
しかし今年の札幌の雪は早かった。
13日にはその鉢植えが雪の底。
しかもまだまだ降り続いておりましたので、その日は探して掘り起こすことを中止にしておりました。
そして一週間遅れの昨日20日、けっこう積もっていた雪が融けてきましたので。
家内と庭木の冬囲いをしつつ、松の鉢探し。
おおよその位置は分かっていますので、すぐに見つかり、鉢の外側を水洗いして、居間の窓辺へ。
最初はとてもヒョロヒョロで。
すぐに駄目になるかもと思っていた我が家の思い出の松の苗。
今では思い出と共に、少し立派になってきた、、、かな。
松迎え。
縄文の時代から日本人の中に受け継がれてきた自然観と土着の宗教観。
時代と共に形は少し変わっても、それはそれで在りだと私は思います。
こうして我が家では着実に、お正月、歳神様をお迎えする準備が進んでおりますという御報告でした.
という事で本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き一日をお過ごしくださいませ💐😊

