☆赤い実をつける植物達のご紹介
先日、色彩の魔術という記事を書きました。
今日はその第二弾です。
特に何か力を入れて取材しました!なんてことではないんです。
まぁ私の事ですから、これまた散歩中に目にした植物なんですね。
札幌にはこの時期、こういう植物がありますよと言うご紹介。
これらは二つとも、樹木です。
では参ります、まずはこちらから。
・ナナカマド
さてこちら、日本全国にある樹木ですが、ほとんどが山の上の方にあります。
それは以前にも書きました通り、北に行けば行くほど、低い場所でも、例えば町なんかでも見られるようになります。
つまり札幌では、街路樹として普通に見ることができるんです。
高さは、そうですね5m~8mぐらいがよく見られるかなぁ。
これは、街路樹として植えられたものですので、お手入れされてるのもあるのでしょう。
たまに10m以上のもありますね。
こういうのは、実にノビノビしていて見事なものです。
ところでこの子の名前ですが、なんでも、七回カマド(竈 )で燃やしても燃え残るからナナカマドだと言われたり。
また一方では上質の炭にするために、七回も燃やさなければならないからナナカマドだと言われてみたり。
実際、良質の炭として利用されたりするらしいですね。
さてこのナナカマド。
秋になると、実が赤く色づくんです。
7月ぐらいには既に緑色の実が付いてるんですが。
それが秋の深まりとともに、黄色⇒橙色⇒朱色⇒赤色と染まってくる。
この実が赤くなるにつけ、ああ今年もいよいよ終わりが近づいたなぁと感じられるんですよ。
下手なんですが、何とか見上げて撮影した写真を添えますね。
・エゾノコリンゴ
さてこちらはエゾノコリンゴ、これはナナカマドと違って高さ3mぐらいでしょうか。
大人の親指の爪程度の大きさの赤い実がたわわに実っていました。
エゾノコリンゴという名前も素敵ですよね。
北海道に自生しています。
自生という事は、タネも自分で蒔けるわけでして。
う~んそうだなぁ、今度蒔いてみようかしらんなどと興味をもっている樹木です。
可愛いんですよ、この赤い実が。
そして、どうもこの実は食べられるというんですね。
まぁ、おそらくですが、ジャムがいいでしょうね。
これは気になります。
なぜなら、可愛い上に食べられて、しかも自生という事で性質も土地に合って強いってんですから。
さてこのエゾノコリンゴ、これもまた写真に撮ってきましたのでご覧ください。
こちらは見上げることなく、散歩中の普通の視点で撮影してきたものです。
きっと山に自生している物は、熊やエゾ鹿とかが食べてるんだろうな等と想像しつつ。
☆まとめ
今回は、北海道に自生している樹木を二つご紹介しました。
いかがでしたでしょうか。
普段何気なく歩いている道脇に、ひっそりと暮らしている植物達。
私たちが気づいていないだけで、そこにはそれぞれの物語があるのですよね。
そう考えると、なかなか本物の孤独に陥ることはないような気がしています。
では本日はここらあたりで失礼します。
今日も最後までお読み下すってありがとうございます。
今日があなたにとって、佳い一日でありますように💐