猫とリスとキツネとホコリタケ

キタキツネ ささやかな発見
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☆仔猫、森を堪能

猫用内外部寄生虫駆除剤を体に吸収した我が家の仔猫も、無事に秋の森を堪能したようです。
< ネクスガード投下
最初は、赤ん坊の頃に歩いた森をすぐには思い出せずに、少しおびえたような表情をしておりましたが、、、。
我が家の仔猫
すぐに馴染んだようでした。
我が家の仔猫

☆リスとキツネ

その仔猫が久しぶりに探検した森は、いつも私が朝散歩を楽しんでる森から、徒歩で30分ほど離れた場所に有ります。
ですので、当然、私も猫以上にこの森に来るのが楽しみでした。
そこで仔猫は家内に任せ、私は私でこの広い森を探索。

そうしたら、居ました、エゾリスです。
と言いましても、動きが早く警戒心が強いので、写真中央に黒く縦に伸びているのがエゾリスのシッポですという写真。
エゾリスのシッポ

二匹で仲良く、ドングリを集めておりました。
エゾリス

なんだか全体が黒っぽいのは、個体差でしょうか?
エゾリス

すると突然、私の右側から枯葉を踏む音が!
キタキツネです。
キタキツネ
どうやら、静かに首を高く上げて、ゆっくりエゾリスの方に近寄っています。
狩りをする気満々です。
これも自然の摂理ですから、私がどちらかに肩入れはできません。
ただ静かに見守っておりました。

そしてピタリと立ち止まり、狙いを定めて一気にダッシュ、、、
キタキツネ
そのキツネダッシュよりほんの一瞬早く、二匹のリスはササっと高い木に駆け上り、エゾリスの勝ちとなりました。
傷心のまま帰路につくキタキツネ。
キタキツネ
ガンバレよ、そのうち良い事あるさ。
キタキツネ

☆ホコリタケ

色んな木ノ子達

そのキツネの狩り失敗の場所から、キタキツネが去った方向に何となく歩いておりましたら、それはまあ色んな木ノ子が生えておりまして。
木ノ子

ちょっと本格的な木ノ子の図鑑でも買わないと、もう何の種類だか分かりません。
とりあえず、「富良野のヘソ踊りタケ」と仮に命名しておきましょう。
※画像引用先「ふらの北海ヘソ祭り公式サイト」
富良野ヘソ踊り

それ以外にも、こんなのや。
木ノ子
こんなのや。
木ノ子
こんなのも。
木ノ子
ううむ、少し離れた森というだけで、こんなに種類の違う木ノ子達にいっぺんに会えるだなんて。
やっぱりきのこ図鑑、必要ですね。

ホコリタケ

そんな中、私がすぐに分かったのがホコリタケです。
見てみたいとずっと思っていたのですが、中々ご縁が無く、これまで一度も出会う事が無かった木ノ子です。
ホコリタケ
傘の上にある穴というか口というか、これが特徴の一つです。
中には、穴が二つあるものも。
おもわず目と口を書きたいような、、、
ホコリタケ
折角なので、出会った記念に、写真上でお絵描きをしておきましょう。
ホコリタケにお絵描き

そして落ちていた枝で、チョンと突くと、、、。
ホコリタケ
穴から茶色い胞子が煙のように出ているのが見えますでしょうか?
私はこの時、枝でつついたのですが、今思うと指でやれば微妙なコントロールが出来てよかったのにと後悔しております。
ホコリタケ
自然界では、動物が踏みつけたり、雨の日、高い所にある葉っぱから少し大きめの雫が直撃したりした衝撃で、ホコリタケからこうして勢いよく茶色い胞子が飛び出してくるのです。
余りに楽しくて、ようやく出会えたので、もっと胞子をと押したのですが、、、。
ホコリタケ
ホコリタケから、もう勘弁してよという声が聞こえて来そうです。
私が押したのは、たくさんあった中のこの一個のみ。
どうぞご安心くださいませ。
最後に。
ホコリタケの別名に、「キツネノチャブクロ」というのが有ります。
キツネの茶袋。
なるほど!
先程の狩りの公平性を保った私への、これはキタキツネからのお礼だったのかもしれませんね。
なにしろ、仮に失敗したキツネの消えた方向に歩いて行ったら出会ったのですから。

感謝を込めて、最後にもう一回、ギュウっ。
ホコリタケ

という事で本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き一日をお過ごしくださいませ💐😊🍄

Ψ~ 緑の命 ~Ψ
執筆者
毎日をワクワクに変える植物教育研究家
kazuhiko
略歴
園芸の生産・流通・販売・教育と多岐にわたり都合45年勤務。
植物がもつ癒し力や、ちょっとミステリアスな植物の物語を、色んな年代の方に届けています。

現代は、デジタル時代。毎秒おしよせつづける情報に、私たちの脳は、年中無休の疲れ気味。 そこで身近な植物を使った、効果絶大わずか5分の、カンタンな心身癒しをご提案中♪
ささやかな発見
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