二十四節気~処暑2025

太陽とヒマワリ 旧暦(太陰太陽暦)
この記事は約2分で読めます。

☆暑さの陰り

札幌では朝晩、もう半袖では肌寒いと感じることが多くなってきました。
ただ本州では、まだまだ厳しい暑さが続いていますね。
これは、太陰太陽暦(旧暦)で申しますと、今年の夏が例年より長くなる閏水無月が入っているからともいえる事でして。
ともあれ昨今、本当に命にかかわる暑さになって来ておりますよね。
これは都会に緑が極端に少ない事や、再生可能エネルギーなどと言って訳も分からす山野を切り拓いて植物の代わりに太陽光パネルを敷き詰めている政策と業者の責任は大きいと私は感じております。

さてさて。
その太陰太陽暦(旧暦)では、今日からがようやく文月(七月)となりました。
同時に、二十四節気の処暑の始まりです。
処暑に関しては昨年書きましたので、気になる方はこちらをご覧ください。
< 二十四節気~処暑
太陽とヒマワリ

☆七十二候

ではいつも通り、処暑の七十二候を見て参りましょう。

初候:綿柎開(8/23~8/27)

読みは、「わたのはなしべひらく」です。
やがて来る寒い季節に向けて、厚手の服を作り始めたという名残りの時候です。
詳細は、昨年の記事をご覧ください。
https://midorinoinoti.com/koyomi-19/#toc3
綿花

次候:天地始粛(8/28~9/1)

読みは、「てんちはじめてさむし」です。
残暑の中にも、わずかに暑さの衰えを感じ始める頃です。
こちらも詳細は、昨年の記事をどうぞ。
https://midorinoinoti.com/koyomi-19/#toc4
稲の花

末候:禾之登(9/2~9/6)

読みは、「かすなわちみのる」です。
禾(のぎ)は穀物の先っぽの長い毛の事です。
そろそろこの事になると、穀物の収穫が見えてくる時期という意味。
どうか豊作であります様に。
食べ物の生産は、私達の生活を守り抜いていく日本中の基本ですから、心からそう願わずにはいられません。
さてその詳細は、こちらから。
https://midorinoinoti.com/koyomi-19/#toc5
エノコログサの、禾

余談ながら、本来の今年の七夕は、新暦で申しますと8月の29日。
この日、星空が綺麗に見ることができたなら、ちょっと倖せを感じられるかもしれませんね。
どうか皆様、まだまだ暑さが続くところが多いですが、くれぐれもお体大切にされてくださいませ。
七夕
暦の上ではもう秋。
涼しさも少しづつではありますが南へ南へと向かい始めております。
七夕
という事で本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き一日をお過ごしくださいませ💐😊

Ψ~ 緑の命 ~Ψ
執筆者
毎日をワクワクに変える植物教育研究家
kazuhiko
略歴
園芸の生産・流通・販売・教育と多岐にわたり都合45年勤務。
植物がもつ癒し力や、ちょっとミステリアスな植物の物語を、色んな年代の方に届けています。

現代は、デジタル時代。毎秒おしよせつづける情報に、私たちの脳は、年中無休の疲れ気味。 そこで身近な植物を使った、効果絶大わずか5分の、カンタンな心身癒しをご提案中♪
旧暦(太陰太陽暦)
シェアする
KAZUHIKOをフォローする
タイトルとURLをコピーしました