☆飛べないバッタ
森の縁に、バッタが居りました。
お分かりになりますか?
クワコはみんな繭を張り終えたので、エサはもう必要ないのですが、桑の葉があるとついつい見てしまいます。
そんな桑の葉の一枚に、バッタが留まって居たのです。
ちょっと分かりづらいので、赤い丸で囲んでみましょう。
ここです。
拡大してみましょう。
葉脈に沿って、保護色を活かして休んでいました。
自然って、不思議ですね。
このバッタの名前は、サッポロフキバッタ。
特徴は、羽です。
どうですか?
とても小さな、退化した羽が見えます。
これがフキバッタの特徴です。
羽があるのはオスで、メスは完全に羽がありません。
飛ぶ必要が無くなったので退化したわけですが、、、なぜ飛ぶ必要が無くなったのだろうか?と不思議であります。
そしてこのバッタ。
赤い色をしたダニに、体液を吸われております。
野生とは過酷ですね。
ちなみにこの赤いダニ。
名前はカベアナタカラダニ。
人の血や体液は吸わないので、直接人に害を及ぼすわけではありません。
なので見かけてもそっとしておきましょう。
変に潰して赤い汁が服についたら取れにくいですし、皮膚に着いたら痒みが出る人もいるようですから。
サッポロフキバッタ、このようにタカラダニに体液を吸われながらも頑張っておりましたので、ご報告。
と言う事で本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き時間をお過ごしくださいませ💐😊