さて、2日予定より遅れてしまいましたが、吸い玉の続きです。
☆吸い玉の効果
体にくっつけた吸い玉の中の圧力が下がることで(減圧)、体の中では色んな変化が現れます。
指圧は体を押してマッサージ効果を得ますが、吸い玉はその逆とイメージすれば分かりやすいです。
日頃、空気や(大気圧)衣類や家具(乗り物含む)に押さえつけられている体の中。
その圧力が血流やリンパの流れを押さえつけているという事も言えます。
その圧力に抵抗して、体の各所の健康も保たれているわけですが、たまにはその圧力を一時的に弱めてやる。
これが吸い玉の基本的な働きなのです。
それで、吸い玉で体の要所要所を減圧してあげると、以下の効果があると言われています。
① むくみ、血行不良による肩こり腰痛、冷え性、慢性的な疲れや倦怠感の軽減や解消。
② 筋肉痛、頭痛の改善
③ 自律神経の乱れや、ストレスや不安の改善
④ 免疫力向上
⑤ 胃腸の調子を整える
⑥ デトックス(体内の毒素排出)
私も長年やってみて、全部思い当たります。
プロがやるのではなくて、前にお伝えした簡易カッピングで、充分、判ります。
☆自宅吸い玉の使用法
出来たら、ツボの位置を調べておくと良いのですが、指圧と同じで、押して気持ち良い所。
または押してみて、痛気持ちよい所。
ここに吸い玉を当てまして、上から押して中の空気を抜きます。
強く押せばたくさん空気が抜けるので、強く吸引しますし、弱く押せばその力に応じて吸引力も変わります。
目安は、少し痛気持ちいい程度。
それで一ヶ所の時間は5分~15分。
同じ場所をそれ以上の時間やったら逆効果ですので、そこは厳守。
また、一度吸い玉をやったら、最低3日は間を開ける事。
吸い玉後に、患部の自己修復が始まるので、それを邪魔しないためです。
ここ重要!
☆吸い玉の歴史
吸い玉の歴史は古く、紀元前1500年のエジプトで行われていたという資料も見つかっています。
その後、ギリシアの医学者ヒポクラテスも吸い玉を推奨していましたし、明でもほぼ現在のプロが行う吸い玉の形が出来上がっていたそうです。
この吸い玉が日本に渡ってきたのは、奈良時代あたり。
吸角(きゅうかく)と言われていたそうです。
もしかして、吸角の吸と、お灸の灸では、どこか意味合いが重なる部分もあるのかしらと今思いましたが、お出掛けしなければならない時間も迫ってきていますので、それはまた後日の考察。
そして日本での吸い玉は、江戸時代には一般化したのです。
ああそれで、先日我が家に届いたシリコンカッピング(シリコン製簡易吸い玉)10個セットですが、使ってみました。
結論、すっっごく、良い!!!
どれぐらいすっっごく良いのかをこれから書こうと思ったのですが、お出かけの時間が目前ですので本日はここまで。
追記
今朝、嫁さんから抹茶のチョコレートを頂きました、やったぜ!朝から甘味三昧♪ということで。
< 報告:シリコン吸い玉へはこちら。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き一日をお過ごしくださいませ💐😊