日暈(ひがさ)は天気がくずれる証

日暈 喫茶~言の葉
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☆観天望気に一つです!

日暈(ひがさ)。
太陽にかかる円い虹の輪のことです。
昔から、お日様が傘(かさ)をかぶったら雨になる、なんて申しますが。
まさにこれも、観天望気の一つなんです。

さて、札幌では先の日曜日に現れました。
日暈
日暈の日は、もちろん太陽の事。
では日暈の暈(かさ)は?
これは光の輪を意味します。

なので、これを、、、
日暈
日傘と書くと、こうなりますので、読みは同じでも意味が違ってきますのでご注意ください。
日傘

さて日曜日に現れた札幌の日暈。
その翌日、月曜日の空には、濃い雲が流れてくるようになりました。
空
そして火曜日の空。
空は完全に雲に覆われ、午後から霧雨。
空と雲
翌日水曜日。
つまり昨日は、時々、ややまとまった雨の降る一日。
まぁ写真では見えていませんが、この写真を撮るために私は結構、濡れそぼってしまいました。
空と雲

このように、日暈が現れるとその後2日程度で雨になることが多いです。
これは、天気が崩れる前に、空の高い場所にまず、細かい氷の粒をまとった巻層雲というのがやってくるためです。

その巻層雲の氷の粒々に太陽光が当たって、プリズムみたいに七色の光に分解。
それが私たちの目に日暈として見えるんですね。
その後、上空の風の強さや向きにもよりますが、私の経験ではだいたい48時間後ぐらいに雨が降ることが多いです。
日暈

という事で本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き一日をお過ごしくださいませ💐

Ψ~ 緑の命 ~Ψ
執筆者
毎日をワクワクに変える植物教育研究家
kazuhiko
略歴
園芸の生産・流通・販売・教育と多岐にわたり都合45年勤務。
植物がもつ癒し力や、ちょっとミステリアスな植物の物語を、色んな年代の方に届けています。

現代は、デジタル時代。毎秒おしよせつづける情報に、私たちの脳は、年中無休の疲れ気味。 そこで身近な植物を使った、効果絶大わずか5分の、カンタンな心身癒しをご提案中♪
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