☆叔母からいただいた富有柿
記念樹として
昨年は私たち夫婦にとって、たいへん良い出会いの多かった年でした。
もう本当に驚くぐらいのご縁ばかりで。
それで昨年末、この素晴らしかった年の記念を何か残したいねと言う事を考えまして。
行きついたのが、柿の種を植えるという事になったのです。
柿の種子構造
ちなみにこちらが今回の柿の種子の断面です。
種の中に白い木みたいなものが見えます。
この一番下が、幼根。
ここは、種まきして最初に外に出てくる根の部分です。
次に、木の幹に見えるものが、胚軸。
幼い茎です。
そしてたくさんの木の葉っぱに見える部分が、子葉。
これは種から根が出て、次に茎が現れて、そこから最初に開く葉っぱの事です。
白い木の周囲に立ち込める霧に見える部分は、胚乳。
こちらはこの白い木に見える柿の赤ん坊が育つために飲むミルクの役割を果たす部分です。
そして一番外側の、濃い焦げ茶色の皮が、種皮となります。
こうして種を割ってみますと、そこにもう柿の赤ん坊が居るのが分かりますね。
こういう植物の赤ん坊を、幼植物と呼ぶ事が有ります。
品種は、富有柿
品種は富貴柿(ふゆうがき)。
主に西日本で栽培されている完全甘柿です。
この柿が年末に、叔母から送られてきまして。
それはそれは美味しく頂きまして。
昨年はその叔母が元気に米寿を迎えたという事で、そのお祝いも込めて遺したかったというのもあります。
そこで大晦日に、こうしてその種を鉢に植えてみました。
富有柿の種まき

これだけ蒔けば、どの種かはうまく芽を出してくれるのではないかと期待を込めて。
上記の種を全体に散らして埋め込んで終了。
芽を出すまでには、低温湿潤処理というものをやる必要があります。
これは、種を湿らせたキッチンペーパーなどで覆い、ビニール袋に入れ、冷蔵庫などで1~2ヶ月間保管する方法です。
これによって柿の種子は、自分が冬を乗り越えたと思い、芽を出す準備を始めるからです。
普通、柿は接ぎ木苗で購入します!
更に申しますと、こうして種まきされた柿が上手に芽を出す確率は、実はかなり低いと言います。
ですので普通、柿を購入するのは接ぎ木の苗で。
これだと丈夫だし、甘柿はきちんと甘柿として育ってくれます。
それからもう一つ。
なんと、いくら甘柿の種を蒔いたとしても、何とか芽を出したものは渋柿になる可能性が高いと言われています。
だから、接ぎ木苗での購入が主流だという訳なのです。
ただ、我が家の場合。
それはそれで楽しみではあるのです。
何故なら家内が、干し柿作りが大好きだから、です。
江戸時代末期からの歴史を持つ富有柿。
八十八歳の叔母から贈られた富有柿。
うまく行けば初夏の頃までには、かわいい芽が出てくるはず。
我が家で大晦日に撒いた、楽しみの種の話でした。
と言う事で本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き一日をお過ごしくださいませ💐😊


