続~ホオノキ・レポート

ホオノキ 喫茶~言の葉
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☆追加観察日記

先日のホオノキ。
もう一度見てきました。

やはり気になるのは、葉っぱの大きさ。
万葉時代から使われていたんですから。
そう思うと、親しみを一層感じます。
ホオノキ

独特の良い香りもあります。
ホオノキ

こちらはツボミ。
一日前までは全体が焦げ茶色の葉、苞(ほう)に包まれていたのですが、その苞に裂け目が入っています。
ホオノキ

苞が開いて、次に開くのが咢(がく)です。
三枚、先に開いていますね、これです!
ちょっと見ただけでは、花びらと愕の違いが分かりづらいですが。
ホオノキ

花びらは花によってバラツキがあって、9枚から、多くて12枚。
昨日は風も強かったんですが、最初に撮影して約30分後に再び通ってみたら、、、
ホオノキ
ほんの少しまた開いていて、真ん中にあるブドウ色のオシベとメシベの集まった柱が見えますよね。
ホオノキ

そしてこちらが、オシベとメシベが集まった真ん中の柱。
これにやがて種が付きます。
ホオノキ

また、ホオノキの根本周辺には、他の植物が育ちにくいんです。
これはアレロパシーと呼ばれる作用で、自分の足元にライバルとなる他の植物を育ちにくくする物質をばらまいてるんです。
なかなかやりおるホオノキでありました。
ホオノキ
という事で本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き一日をお過ごしくださいませ💐

Ψ~ 緑の命 ~Ψ
執筆者
毎日をワクワクに変える植物教育研究家
kazuhiko
略歴
園芸の生産・流通・販売・教育と多岐にわたり都合45年勤務。
植物がもつ癒し力や、ちょっとミステリアスな植物の物語を、色んな年代の方に届けています。

現代は、デジタル時代。毎秒おしよせつづける情報に、私たちの脳は、年中無休の疲れ気味。 そこで身近な植物を使った、効果絶大わずか5分の、カンタンな心身癒しをご提案中♪
喫茶~言の葉
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