☆樹齢300年以上
銀杏(イチョウ)が、生きた化石であるというのは以前にお話しましたけれども。
やはりそれだけの木です。とても魅力的なんですよね。歴史という言葉より、生命史という方がふさわしいかもしれません。そう、生命史を感じさせてくれる樹木の一つであると私は思います。
・大音寺の大銀杏
長崎市に大音寺というお寺があります。山肌に沿うように建つお寺さんなんですが。
こちらの境内に、高さ20mほどの大銀杏があるんですね。通称、「大音寺の銀杏」、実にそのまんまの名前。
さてこちらの大銀杏、樹齢、つまり木の年齢が300年を超えていると言います。と、言うことは、仮に樹齢300年とした場合、江戸幕府が始まってほぼ100年経った頃になるんです。
その頃から生きている命ですから、当然、江戸時代の終わりも、原爆も、その他のいろんなことも見てきてる命だということですね。
・秋の訪れ
急な登りの石段を、ひとあしひとあし進めて、その真下から見上げてきました。
理屈抜きに、こういう静かな時間も大切だと思っています。30分ほどのんびり見上げて、贅沢な時間でしたね。
黄葉も少し始まっていました。
風に吹かれて葉がハラハラと8枚ほど落ちてきましたので、そろそろ長崎にも秋が本格的に訪れようとしているのだと知りました。
今年は相当暑い夏でしたが、どうやらその分、秋が短いのかもしれませんね。
では本日も、最後までお読み下すってありがとうございました。今日が、あなたにとって佳い日でありますように💐