花見茶

茶の花 喫茶~言の葉
この記事は約2分で読めます。

☆晩秋の楽しみ

雨の日の楽しみ

さて昨日は、椿の蕾を分解してみたのですが、いかがだったでしょうか?
お楽しみいただけましたでしょうか?
椿の蕾
さて本日は、折角の土曜日だというのに札幌は終日の雨予報。
雨と聴くと気持ちが塞ぐ方もいらっしゃいますが、我が家では雨の日でもそれなりに楽しみます。
例えば、窓から雨の風景を眺めながら夏なら麦茶、寒い時期なら熱めのお茶を頂きながら夫婦で半日ほどあれこれ話したり、音楽を聴いたり、映画を観たり。

それで今日は、我が家のチャノキに花が咲き始めたので、鉢植えを外から居間に持ち込んで、茶の花見と洒落込むことに。
茶の花を眺めながら日本茶を頂くのですから、それなりに面白いですよ。
やはりお煎餅や、少々漬物は必要でしょう。
茶の花

茶の種

これらは今、室内に持ち込んだ茶の花を撮影したものですが、なかなか風情がありますでしょう?
茶の花
実はこのチャノキも椿も同じツバキ属の植物ですから、花が終わったらポトリと落ちます。
花の仕組みは椿と同じなのですね。
こちらはもうそろそろ落ちる頃かな?
茶の花
チャノキはこうして花を落とした後に、上手く受粉できていれば茶の実が残ります。
そうしてそこから一年間種を育てて、来年の今頃に種を落とすのです。
つまり花の時期に、一年前にできていた種が成熟して落ちるのです。
面白いですよね。
我が家の鉢植えには、既に一輪落ちていました。
探してみましたが、この花には種が実らなかったようです。
茶の花

茶の花の蕾

せっかくなので、蕾の様子もお見せしますね。
これがまだ硬い蕾です。
茶の花 蕾

それが開き始めたのがこちら。
なかなか個性的な姿です。
茶の花 蕾
そこからこうして開きます。
こういう様子を全部、今日はお茶を頂きながら眺めて楽しみます。
ではそろそろ、お茶会の準備が出来たみたいです。
という事で本日はここまで。
茶の花 
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き週末をお過ごしくださいませ💐😊

Ψ~ 緑の命 ~Ψ
執筆者
毎日をワクワクに変える植物教育研究家
kazuhiko
略歴
園芸の生産・流通・販売・教育と多岐にわたり都合45年勤務。
植物がもつ癒し力や、ちょっとミステリアスな植物の物語を、色んな年代の方に届けています。

現代は、デジタル時代。毎秒おしよせつづける情報に、私たちの脳は、年中無休の疲れ気味。 そこで身近な植物を使った、効果絶大わずか5分の、カンタンな心身癒しをご提案中♪
喫茶~言の葉
シェアする
KAZUHIKOをフォローする
タイトルとURLをコピーしました