二十四節気:雑節~八十八夜

八十八夜 旧暦(太陰太陽暦)
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☆春から夏へ

さて、五月になりました。
と申しましても、それは新暦での話。

2025年5月1日。
今日は旧暦で四月四日。
太陰太陽暦(旧暦)では、まだまだ四月の始めなのです。
今朝などは、札幌の私の自宅外の温度計は、朝五時で2.6℃。
まだまだそんな寒さが不意にやって来る時期であります。

さて今日は、八十八夜でもあります。
つまり立春から数えて八十八日目。
季節はいよいよ春が去り行こうとし、夏がそこまで近づいているのが感じられる日という事であります。

八十八夜については昨年も書きましたので、お時間のございます方はこちらもどうぞ。
< 八十八夜
八十八夜

☆お茶

八十八夜と言えば、新茶です。
この日に摘まれた茶は栄養豊富で、その茶を飲めば長生きできるとも言われております。

確かにこの時期のチャノキは、若葉にカテキンをはじめとする様々な養分を一番多く含みますので、一層体に良いことは間違いないようです。
八十八夜
但し、これは何度も申し上げている通り、基準が旧暦編纂の地である京都近郊が基準でありますから、地域によって栄養成分の溜まり具合は千差万別。
そこはほんのちょっとだけ頭の片隅に置きつつも、八十八夜の新茶は、正しくは今日摘まれたお茶を指します。

ゴールデンウィークですから、各地で新茶の試飲会なども行われているようですので、お近くのそういったイベントを検索されてお出掛けというのも、風情があって良いかもしれませんね。
八十八夜

☆我が家の新茶

我が家のチャノキ二株の内一株はダメになってしまったのですが、残り一株が元気です。
鉢植えなので、そう大きくはありません。
それでも、新芽はきちんとつけてくれております。
チャノキ

先ほど申しましたように、正確には八十八夜とは言えど、北海道ではまだ少し早いと思います。
ですがやはり今日、お茶を楽しみたいという気持ちが強いですので、少々挑戦してみますね。
それは、我が家のチャノキから新芽を摘んで、お茶を淹れてみる事。
チャノキ

蒸し茶は難しそうなので、炒り茶にしてみようかと考えております。
さて成功するのか、はたまた大失敗となるのか。
チャノキ
結果は明日の記事で。
ちょっとドキドキしながら楽しい五月初めの日、旧暦四月四日の朝であります。
チャノキ
と言う事で本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き一日をお過ごしくださいませ💐😊

Ψ~ 緑の命 ~Ψ
執筆者
毎日をワクワクに変える植物教育研究家
kazuhiko
略歴
園芸の生産・流通・販売・教育と多岐にわたり都合45年勤務。
植物がもつ癒し力や、ちょっとミステリアスな植物の物語を、色んな年代の方に届けています。

現代は、デジタル時代。毎秒おしよせつづける情報に、私たちの脳は、年中無休の疲れ気味。 そこで身近な植物を使った、効果絶大わずか5分の、カンタンな心身癒しをご提案中♪
旧暦(太陰太陽暦)
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