☆我が家のヒマワリ日記
鳥食堂の置き土産
今年5月に、我が家にヒマワリが芽吹いてきました。
そして7月12日にはこんな感じになりまして。
なんでこんなところに?と思ったのですが、冬の間にぎやかだった窓辺の鳥食堂のエサがヒマワリの種でしたので、それが落ちて芽吹いたのでしょう。
折角なので、抜き取らずに観察することにしました。
ヒマワリ、咲き始め
開花
その鳥食堂ヒマワリがいよいよ花開いたのは7月16日。
周囲が黄色で、中心部が緑です。
面白いので寄ってみましょう。
もう少し。
実はこの点々一つ一つがヒマワリの花だという事は、以前に申し上げましたが。
こうして観ると、花開く前の蕾の色が緑色だと分かります。
その蕾も、規則正しく並んでゆるい曲線が見えてきます。
筒状花
この緑の蕾のまわりの黄色い点々が、筒状花と呼ばれる花たちです。
こうしてみると、ヒマワリは地味でありますが、集団美として美しさを出しているのが戦略だと分かります。
舌状花
皆で力を合わせて、虫の目を引いて種を生み出そうとする意志を感じますね。
さてこの黄色い花びらのようなものが、虫を惹きつけるためだけの役割を担う舌状花です。
舌状花には生殖能力がない代わりに、派手に虫の目にアピールする働きがあるのです。
ヒマワリ、花盛り
最盛期
7月18日撮影分。
この時はヒマワリの花のピークでした。
虫たちが多くやって来て、花粉や蜜を集めるついでに受粉のお手伝い。
舌状花の見せ場です。
ヒマワリ咲き終わり
7月21日。
舌状花がしおれ、筒状花もほぼ咲き終わり。
こういう細かい、まるで虫に近い目線でヒマワリを観察しますと、別の世界が見えてくるようですよね。
受粉が終わり開き切った筒状花の根元で一粒の種が育ち始め、萎れた舌状花は抜け落ち、こうしてヒマワリの花は立秋を迎えます。
記事アップ時のヒマワリの様子
こちらは7月29日午前11時の我が家のヒマワリの様子です。
縁には、カメムシでしょうか?
休んでいますね。
残った汁でも吸っているのでしょうか。
ううむ、君は誰だい?
余談ながら、こういった舌状花と筒状花が沢山集まって一つの花に見えるものを、頭状花(頭状花序)と申します。
誰かさんの夏休みの自由研究のテーマにしてもらえるかもと思い、今日の記事を書いてみました。
と言う事で本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き一日をお過ごしくださいませ💐😊🌻