春の燻製づくり①

燻製 喫茶~言の葉
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☆春のレシピ

長い記事が続いたので

ここ3日間、長めの文章が続きました。
父系遺伝・母系遺伝。
縄文時代について。
弥生時代について。

まぁほんと、こういう分野をちょっと書こうと思ったが最後、長くなっちゃうんですよね。
困ったもんです。
昨日の弥生時代なんかは、絶対に前編後編程度には分けるべきでしたって今頃思う朝です。

そんなわけで、今朝はライトな話題。
我が家の燻製づくり春バージョンについて、これをササっと短めにお送りします。
※写真は、私が作った調味料台です。
調味料

保存食は、家計にもやさしい

父系遺伝母系遺伝の家系に関する話の後に、家計の話と言うのもなんですが。
物価も高くなってるでしょう。
無駄に税金も年々高く取られてるし、踏んだり蹴ったりです。

そこで家計の錬金術とでも申しましょうか、加工食品、、保存食品が大活躍するんです。

我が家では、昨年12月にも燻製を作りました。
< 超簡単!燻製づくり①
燻製
この時のお肉大代金は、1,200円。
それが3月末の今でも食卓に並びます。
まだ残ってますし、冷凍しておいて食べる分だけ自然解凍させてるんですが3ヶ月経っても味は落ちていません。
なかなかでしょ。

ちなみに、某有名メーカーの高級ハムが、私が使った1,200円分のお肉の三分の一の分量で、8,500円で売られていました。
年末だったので大奮発!と買って食べ比べてみたのですが、少し贔屓目(ひいきめ)はあったにせよ、私が作った燻製の方が美味しかったのです!!
燻製

長持ちして、安くでできて、少量で立派なおかずになる。
物価高で無茶苦茶な増税と無策な環境破壊のなかで、こういう燻製づくりみたいなのは一石三鳥。
楽しんでおります。

そして昨日、年に四回・我が家の燻製づくり・春編として、仕込みを始めました。
今日はそのレポートです。
燻製

☆これは秀逸:ピックル液

下味付け(最低1週間前に!)

さて、燻製づくりの準備として、まず燻製するお肉などに下味付けをします。

この下味付けには以下のように、目的が三つあります。
①水分を奪い、保存性を高める。
②食味を整える。
③生臭さを取る。

この下味付けをしてから、1週間後あたりで実際の燻製をするのです。
私は2週間ぐらいやることもありますが、それはそれでしっかり味が付いて美味しいものです。

さて以前にここで、ふり塩法と、たて塩法についても書きました。

ふり塩法は、直接お肉に塩をふりかける下味付けの方法。
一方、たて塩法は、液に漬け込む方法です。
ローリエ

2種類あるたて塩法

ふり塩法か?たて塩法か?

私は、たて塩法が好きですね。
そんなに技術が無くても、全体に味が浸み込んで美味しさも格段に良い。

ところがふり塩法は、熟練の技術が必要なのでしょう。
味にムラが出るんです、私の場合。
しかも、キャンプとかで近くに清流が流れてればいいですが、家庭でやるときには水道代がかかります。
と申しますのも、工程の最後で塩抜きをやるんですが、これが流水で1~3時間ですから。

そんなわけで、私はたて塩法一択!

そしてこのたて塩法に使う液には、ソミュール液と、ピックル液の二種類があるんです。

ソミュール液

濃度が4~20%の食塩水の事です。

ピックル液

ソミュール液(濃度は低めに設定)にプラスして、砂糖やハーブ類、それに調味料を加えて作る液です。
ベースとなる液を一度沸騰させて、そこにハーブ類などを入れて作ります。
調味料

ピックル液のマイレシピ

これは私が気の作ったピックル液です。

まず、鍋に水1リットル。
そこに塩(できれば伯方の塩とか、岩塩とか、ちょっと美味しい塩を使うと最高です。)を40g。
さらに三温糖(私の場合は他に、キビ砂糖またはてんさい糖のどれか)を30g。
そこにローリエの葉(これ重要!!)を2~3枚。
これを、「基本液」と呼ぶことにします。
燻製

基本液を中火で沸騰させてから、火を止めたらすぐに以下のものを基本液に入れます。
ローズマリー

ローズマリー小さじ1
タイム小さじ1
鷹の爪3本(てきとうに刻んでおく)
しょうゆ(おおさじ3)
生姜(親指の第一関節ほどの大きさ1)
生ニンニク大片(最低2)
※昨日は私はテンション上がって6かけ入れました(≧◇≦)
※生姜と生ニンニクは、このあと肉を入れるジップロックの中に入れて、先にハンマーで軽く潰しておきます!!
燻製

そうしてできたこの液を「ピックル液」と呼びます。

ピックル液が冷えたら完成です。
※ちなみに昨日、私はテンションが上がっていたので、九州人の心の古里「朝鮮漬けの元」半袋投入しました(≧◇≦)(≧◇≦)🎉
朝鮮漬けの素

☆下味付け:漬け込み

そして、買っておいた鶏肉と豚肉をジップロックか、ビニール袋に入れ、完成ピックル液で満たします。

なにもパンパンになるまで液を入れなくても良いですよ。
空気を抜いて、肉と液だけになるようにすれば良いです。
イメージは、水風船ではなく、適当な真空パック(≧◇≦)です!!

念のため、ジップロックは二重に入れてます。
もし敗れたらイヤですから。
そして冷蔵庫で寝かせます。
これで下味付け終了です!!

あ、そうそう。
豚肉なんですが、こういう感じの脂肪の入り方のモノが特に美味しく仕上がります。
ちなみに今回はg88円!!
さあ、1~2週間後に、お天気見て風の弱い日に燻すことにします。
その時はまたこちらでご報告させていただきますね。
燻製

ということで本日ここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き一日をお過ごしくださいませ💐

Ψ~ 緑の命 ~Ψ
執筆者
毎日をワクワクに変える植物教育研究家
kazuhiko
略歴
園芸の生産・流通・販売・教育と多岐にわたり都合45年勤務。
植物がもつ癒し力や、ちょっとミステリアスな植物の物語を、色んな年代の方に届けています。

現代は、デジタル時代。毎秒おしよせつづける情報に、私たちの脳は、年中無休の疲れ気味。 そこで身近な植物を使った、効果絶大わずか5分の、カンタンな心身癒しをご提案中♪
喫茶~言の葉
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