☆簡単につくれる燻製器について
さてこれまで、2回にわたって自宅で作る燻製について話してきました。
今日は最終回。
燻製を作る「燻製器」について書きますね。
・私が買った燻製器
これはChatGPTで作ってもらったオリジナルの画像なんですが。
私が買った燻製器はこんな感じです。
高さは40cm程度です。
正直言って、使いづらい。
理由は、小さくて火元に肉が近いので焦げやすいからです。
これなら、手作りの方が良かったと後悔しています。
そこで、、、。
・燻製器手作りのススメ
燻製器の仕組みは簡単です、まず一番下に炭を置く皿があり、次に燻製するものを並べる金網がある。
そして周囲に煙がこもるように壁がある。
最後に天井部に、わずかに煙が抜けるスキマがあればいい。
そこに燻製用の温度計が差し込めれば(500円程度)、それで万全。
つまり、この仕組みなら、皿と網と温度計以外は、使い捨て出来る段ボールで作れるんですね。
その写真がこちら。
ポイントは、下の火皿と段ボールの距離。
火が燃え移らないように、炭の入れ過ぎは禁物です。
煙が出て、箱内の温度が60℃~80℃ぐらいに上がれば良いですので。
金網は、段ボールに切れ込みを入れて、そのに差し込むだけ。
反対側にも切り込み入れて貫通させて、固定すればオッケーです。
☆スモークチップについて
・煙を出すために
さて、このブログは植物教育に関してのあれこれを述べる場所です。
それなのになぜ、今日を含めて3日間も書き続けて来たのか?
その目的がここからです。
長い前置きでしたね。
それは、燻製のキモとなるのが煙ですね。
その煙の発生源が、スモークチップと言われる物。
簡単に言えば、木屑(キクズ)ですね。
画像はこちら。
これを火が起きた炭にかぶせると、煙が発生するわけです。
それと、一気にスモークチップを大量に投入すると、火が上がる場合もありますから、様子を見ながら適量を足すようにした方が良いです。
☆スモークチップの種類
そしてこのスモークチップは、使う木の種類によって、燻製の味や香りが変わるんですね。
なので以下、代表的なスモークチップを書き出しておきますね。
スモークチップの種類とその特徴
1. ヒッコリー(Hickory): 強い香りが特徴で、ポークやビーフによく合います。バーベキューの定番!!
2. アップル(Apple): りんご木から作られ、甘く軽い煙の香りが特徴。鶏肉や豚肉にピッタリ!
3. チェリー(Cherry): やや甘く、色が濃くなる特性がある。様々な肉類や野菜に合う。
4. メープル(Maple): 甘くて穏やかな煙の香りで、鶏肉や豚肉、特にベーコンによく合う。
5.オーク(Oak): バランスが良く、ほどよい強さの香りがある。ビーフや魚に合う。
6.アルダー(Alder): 穏やかで繊細な煙の香り。特に魚(特にサーモン)に合う。
7.メスキート(Mesquite): 非常に強い香りが特徴。短時間の燻製にピッタリ。またビーフや羊肉にも良く合う。
そしてこれらの配合具合で、独特のミックスチップも作れます。
奥が深い樹木の煙の魔術、それが燻製です。
☆燻製を作りが心身に及ぼす効果
とにかくユッタリの時間。
天然の煙。
火加減の調整。
食材が美味しく変化していく香り。
これらを目の前に、その一点に集中して過ごすことはメンタルヘルスにもかなり良いです。
ノンビリ余計なことを考えずに過ごす時間は、脳内物質セロトニンを大量に生み出し、幸福感に持を包まれる感覚を与えてくれるんです。
満ち足りた幸福感ですね。
そして。
燻製が仕上がっていく過程、そして見事完成した時に得られる達成感。
これも大事なんですね。
こちらは脳内物質のドーパミンの大量放出につながります。
やった!完成した!!という感情が、次もまた燻製づくりに挑戦したいという意欲を生み出すのです。
こういうふうに、作るだけでも心身に良い効果をもたらす燻製づくり。
あなたもスモークチップの魔術師を目指しませんか?
すっごく楽しいし、結果的に家計の助けにもなりますよ♪
ということで、今日も最後までお読み下すってありがとうございました。
本日クリスマスですね、佳い一日でありますように💐