☆旧暦と新暦に思いを馳せる土曜日の朝
旧暦と新暦について、折に触れて書いておりますが。
人生を振り返ってみますと、本当にもったいない事をしたなぁと思うのです。
もっと早く旧暦の素晴らしさに気づいていれば、もっともっと深掘りできるのにと。
私はもう60歳を過ぎておりますので、残された時間も昔に比べればありませんから、その分が勿体ないのです。
もっとも、旧暦に関しては興味はありましたので、20代の頃からそういう物に関する本は買っておりました。
ところが60歳までは仕事と子育てが忙しい。
子供もあれです、社会人として自立できるまでは親が最大限に助けてやらなければならないわけですから、旧暦をしっかり学ぶなんてできないわけです。
ようやく今、昔からため込んでおいた積ん読棚から片っ端に取り出して熟読しておるわけなのですが、まぁこれも人生の妙という物でありましょうね。
さて昨日。
2月28日は、旧暦の2月1日でした。
そして今日は、新暦の3月1日。
これだけズレているのですから、仕事に追われている時はもう余計な事は考えず新暦のみでカレンダーというのは充分でした。
でも。
やはりこのズレは面白いです。
現代の日本人が心に生じさせている不安や閉塞感の一因も、こういったズレに原因があるのではないかしらんとも思います。
このブログでは昨年までは新暦入り交じりで季節の行事を語っておりましたが、今年は一丁旧暦でそういうことをみてやろうと思っています。
近々では雛祭り。
桃の節句です。
新暦で申しますと、明後日月曜日がその日なのです。
ところが、旧暦ですと、3月3日は新暦の3月31日。
世間からはかなりズレますが、後一ヶ月後に桃の節句触れたら面白いものが見えてくるのではなかろうかと思う朝です。
歳をとるのは良いものです。
こうして世間様からどんなにズレようとも、知った事かいと笑い飛ばせるようになりますので。
とまぁ今朝は、そんな雑談でお茶を濁しておくことにしましょう。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き月初めの土曜日をお過ごしくださいませ💐😊
