ビオラとカスミソウ

ビオラとカスミソウ お手軽栽培術
この記事は約2分で読めます。

☆こぼれ種たちの妙技

延着に心折れそうな昼下がり

さてさて、本日届くはずの植物達が、まだ札幌市内にも入って来ていません。
昨夜、羽田空港を立ったまでは追跡できているのですが、どうしたものでしょう。
生き物ですから、傷みが怖いですね。
今日午前中に到着とのことだったので、予定をすべて空けて待機していたのですが、、、。
どうしましょう。
午後の予定も狂っちゃった。

まだ16時までは札幌市内に入って来るかもしれないという事で、動くに動けず往生しています。
クロネコ

カスミソウ

こんな時には、家の周りの手入れに限ります。
草を取ったり、肥料をあげたり。
植物達にかまってあげてます。

そろそろ害虫もやって来そうなので、穀物酢を100倍程度に水で薄めて、霧吹きで全体にかけてあげました。
こうすると、植物も丈夫になり、病気や害虫もある程度防げます。
また何より、お酢ですから人に対して安全です。

ところでこのカスミソウ。
かすみそう
花束用ではなくて、花壇用の小さい奴。
これ、5年ほど前に私が種をまいたのが、毎年鉢の中からこぼれ種で出てきています。
あの時は、白い花の品種と、桃色の花の品種をそれぞれ蒔(ま)いたので、どうもそれの子孫がこの鉢に同時に落ちたようなんです。

カスミソウはこうやって、こぼれ種で毎年咲いてくれます。
見かけに寄らず、案外強い花です。
けれど、雑草と呼ばれるほどには勝手に生えて来ませんので安心。

日当たりがある程度あって、風通しの良い場所が好きです。
可愛い花です。

ビオラ

そしてビオラ。
こちらは凄いです。

今から38年前に私が蒔いたビオラの子孫。
この花の近くには、他のビオラを置いたことがないので、確実にあの時の花のこぼれ種が毎年同じ鉢から生まれてきています。
もちろん、数年に一回は、生えたてをそっと抜いて、鉢の古い土を入れ替えています。
(最長10年同じ土だったことがあります。)
ビオラ

そしてビオラと言えば、春の花。
なのでもうそろそろ今年のシーズンは終わりです。
こうして、このように、種を含み始めました。
ビオラの種
この薄緑色が茶色に変わったら、中のたくさんの種も黒くなって成熟します。
来年へのバトンタッチも、もうすぐですね。

こぼれ種たちのハーモニー

このカスミソウとビオラが、我が家の前で良い味を出しています。
お手入れは、ほんのたまに、、そう10日に1回ぐらいの草抜き程度。
肥料は普通に液体肥料を薄めにしてあげますが、病害虫対策は、先ほどの穀物酢くらい。

甘やかさずに、基本放置で元気です。
ビオラとカスミソウ

予定の荷物が届かない不安と寂しさとを、こぼれ種たちに癒してもらう木曜日の午後です。
ビオラとカスミソウ

という事で本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き一日をお過ごしくださいませ💐

Ψ~ 緑の命 ~Ψ
執筆者
毎日をワクワクに変える植物教育研究家
kazuhiko
略歴
園芸の生産・流通・販売・教育と多岐にわたり都合45年勤務。
植物がもつ癒し力や、ちょっとミステリアスな植物の物語を、色んな年代の方に届けています。

現代は、デジタル時代。毎秒おしよせつづける情報に、私たちの脳は、年中無休の疲れ気味。 そこで身近な植物を使った、効果絶大わずか5分の、カンタンな心身癒しをご提案中♪
お手軽栽培術
シェアする
KAZUHIKOをフォローする
タイトルとURLをコピーしました