☆科学誌ネイチャー掲載記事より
読売新聞に、1週間前くらいでしたか、載っていた記事です。
「海のプランクトンが、世界的に減少。80年前の4分の3に」
東北大学も加わった国際研究チームが世界規模の調査を重ねた結果、海のプランクトンがこの80年間で大幅に減少したとネイチャー誌に発表しました。
理由は海温上昇。
世界的にやはり温かくなっているんですね。
北海道でもこれまで栽培不可能だったサツマイモも穫れるようになってる。
温暖化の理由は、人類が出す二酸化炭素の増加とも言われています。
でも本当はそれだけではなく、自然破壊がかなり大きな比重を占めています。
日本でも、メガソーラーなどと大規模なソーラーパネルを森などを切り開いての設置が進んでいます。
釧路湿原などの国立公園内にもパネルが設置されているのですが、その代償として植物、主に樹木ですが伐採され温暖化に拍車がかかっています。
そもそも太陽光パネルは、太陽光を受けて発電するもの。
夕方から朝にかけては発電できませんし、曇りや雨では使い物になりません。
また雪が積もってもダメだし、台風などに吹き飛ばされて壊れる率も高く、実際北海道の襟裳岬に設置されたパネルは高確率で壊れているそうです。
どうも近年のエコ産業は胡散臭いと私は感じています。
海のプランクトンが減るという事は、食物連鎖で地上の生き物にも影響が出るという事も意味しています。
他人事では無いのですよね。
☆海のプランクトン減少で起きる事
1:海の生態系の崩壊
多くの海の生き物が、プランクトンを食べています。
そのプランクトンが減るという事は、海の生き物たちの食糧不足が起こり、ひいては魚類、甲殻類、海鳥が減って行くことになります。
2:二酸化炭素の増加
海洋プランクトンは空気中の二酸化炭素を吸収しますが、それが減ることによっていわゆる地球温暖化が加速されると言われています。
3:酸素減少
植物プランクトンは、地球上の酸素のおおよそ50%を作り出してくれています。
ところがそれが減るという事は、呼吸する全生物への酸素供給が減って行くという事を意味しています。
4:人類への影響
以上のように、海のプランクトンの減少で、漁獲量の減少・赤潮の発生による養殖業へのダメージ・そして遅れて陸上動物へのダメージとその影響が現れてきます。
これは簡単に申しますと、食料不足が起こる事を意味します。
また温暖化で自然環境も変わっていき、私たちの生活も脅かされて行くことも意味しています。
エコと言う名に隠れた自然破壊も、ここ数年であちこち見られるようになりました。
再生可能エネルギーと言うのも、日本語としてよく考えたら妙な言葉です。
61歳になって、やはり今後100年200年と私たちの次の世代によい環境を残してあげたいと、強く思うようになりました。
妙なものに騙されないで、正しい知識を付けておかねばと思った今回の海のプランクトン減少の話でした。
という事で本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き一日をお過ごしくださいませ💐😊