☆雰囲気からして、毒草をアピール
さて札幌は明日までが純粋な秋で、明後日にはそろそろ初冬の兆しも漂ってきそうという予報が出されております。
今朝の森散歩は、家内と二人でノンビリ行って参りました。
空気はヒンヤリとしておりますが、まだ爽やか。
少し歩くたびに、風も無いのにパラパラと落ち葉が降ってきます。
そんな中。
先日撮影しましたあのマムシグサも、実を半分以上落としていました。
こちらが同じマムシグサですが、こちらが9月23日撮影。
まだ緑色が目立ちます。
そしてこちらが9月26日。
赤色が目立ってきておりました。
< マムシグサの実が色づき始めました
で、こちらが今朝の撮影。
思いっきり毒々しい色合いになっております。
近くの地面を見ますと、落ちた実が点々と。
こうしてマムシグサも季節の移ろいに敏感に感じて、子孫を次の時代に遺そうと頑張っているのです。
こうしてバラバラに落ちた種一つ一つからは、毒々しさも感じられず、秋の終わりを告げる自然界からの言づての様でした。
ちなみにマムシグサの実ですが、緑色の時が毒になる成分が強く、それが熟して赤い色になると幾分毒性が弱まり、甘みを増すのだそうです。
この赤い実が甘みを増すというのがポイントで、人には毒ですが、特定の動物には毒として作用せずに魅力的なものになるのでしょう。
有名な所では、ヒヨドリや野ネズミが、マムシグサの赤い実を食べ、果肉だけを消化して、残った種を遠くで糞の中に残して排泄。
良く出来た仕組みだなぁと思います。
という事で本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き一日をお過ごしくださいませ💐😊🐍