オリンピックと勇気と非難と

コルティナオリンピック 喫茶~言の葉
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☆コルティナオリンピック閉幕

りくりゅうペア

コルティナ五輪が無事閉幕を迎えたようですね。

テレビをほとんど見ない私にも、りくりゅうペアのスケートが凄かったくらいの情報は入ってきます。
今は便利な世のなかですから、インターネット検索で、りくりゅうペアの演技がどのようなものだったかをピンポイントで観る事も出来ますよね。
演技の舞台は華やかですが、あんな滑りを二人息ピッタリで出来るだなんて。
持ちあげられる女性スケーターも、男性スケーターに絶大で絶対的な信頼が無いと、あれは無理ですよね。
その絶大で絶対的な信頼がどこから来るかと言うと、日頃の猛練習からでありましょうし、そこを通じて確認し合った互いの人柄や技術からでもありましょう。
本当に凄い方たちだなぁと胸を打たれました
アイススケート

あるメダリストの発言

それで、ほんのちょっとコルティナオリンピックの記事を調べておりましたら、ある日本選手がメダルを取った際にテレビカメラ越しにインタビューでこう答えておりました。
今回自分がこうしてメダルを取ったことで、「皆さんに勇気を与えられたらうれしい」と。

気になって、日本オリンピック委員会の公式サイトを覗いて見ましたら、こういう画像が貼ってありました。
日本オリンピック委員会
私、意味が分かりませんでした。
ともに一歩踏み出す勇気を、、、って、誰が何に対して何の目的で、、、。
一見、なんとなく良いことを言っているようで、頓珍漢な言葉って実は多い。
もしかしたら、そのオリンピック選手は、こういう言葉に影響を受けて、自分がスポーツを続けるのは人々に勇気を与えるためだ、なんて絵空事を本気で胸に刻んで競技に臨んでいたのかもしれませんね。
金銀銅メダル

スポーツを見てそこから反映させて、自分の中に勇気を生み出すのは見た側の観客側の問題です。
またスポーツから勇気を得ようとする人よりも、ただ単純に、感嘆や感激、興奮や自分自身の何らかの熱意を生み出すために見てる人の方が圧倒的に多い気がするんですが、私、間違ってますでしょうか??

アスリートは、ただ単純に愚直に、自分の能力を極めたいという思いで懸命に努力し続ける姿勢が、誰かの胸を打つのではないかな、、、それを、アスリート自身が自身の運動能力から、観客に「勇気を与える」と言うのは、そもそも間違いだし、大きな勘違いだと思うのですが、、、いかが??

2勝7敗8位~女子カーリング

女子カーリングのフォルティウスが8位でコルティナオリンピックを終えたそうですね。
そうしましたらフォルティウスへの非難が、SNS上でかなり飛び交う事態になったと知りました。
おかしいですよね。

裏口入学したならともかく、正々堂々と国内でオリンピック参加権を勝ち抜いての出場だったわけですから。
オリンピック カーリング
頑張って代表権を勝ち得て、世界の舞台で8位になった上にSNSで叩かれるって。
叩く方がもう、、、ね。
実名さらさず自分の身は安全圏に置いて、誰かを非難する方にこそ、スポーツ競技から自ら「勇気」という物を見出していただきたいものです。
勇気とは、与えられるものではなく、自ら見出すもの、奮い立たせるものだと私は思うのですよ日本オリンピック委員会さん。

☆金メダル・銀メダル・銅メダル

ギリシア神話のお話

最後にちょっと、オリンピックとメダルのお話をしておこうと思います。

まず私は、植物のあれこれを調べて行くうちに、どうしても日本神話に触れねばならない場合によく直面します。
それで日本神話をあれこれ調べて行きますと、これがまたギリシア神話の世界観と構造がよく似ていて驚かされることが多いのですよね。
多神教だし、その神様が英雄だったり、時には理不尽に大暴れしたり、時には人間の女性に手を出したり、酒におぼれたり。
ギリシャ

このギリシア神話の最高神がゼウス。
ゼウス像

日本神話で申せば、天照大神と言うのが分かりやすいでしょうか。
古代ギリシアにおいて、このゼウス信仰の一大拠点(神域)だったのが、都市オリンピア。
日本では、伊勢神宮が鎮座するお伊勢さんでしょうね。

美や健康を美徳としたゼウス神に、このオリンピアで四年に一度開催されていた競技会が古代オリンピックなのです。
なので選手たちは、ただひたすら自分の運動能力をゼウス神への捧げものとして披露していたわけで。
観客に勇気を与えるために参加していた選手がこの時代にもしいたら、ゼウスの持つ雷に打たれていたのではないかなと勝手な想像をしてしまいました。
競技者に向けて非難している人も、、、ねぇ。
オリンピア

ギリシア神話の時代区分

ギリシア神話には、大きく五つの時代区分があります。
まず、平穏で気候が一年中のどかで神が作った生き物たちは皆賢い生き物だった「黄金の時代」
そしてゼウスが一年を四季に分けた「銀の時代」
そこから、人間が森を切り拓き、海に進出も果たし、人類の気性が荒々しくなり争いが生まれた「青銅の時代」
次にやって来るのが、人類や神々の中から大活躍する人が次々と出てくる「英雄の時代」です。
この英雄の時代は、日本では主に古事記や日本書紀に書かれているような世界と似ているかなという感じです。
そして最後が、人類の寿命が短く、労働は厳しく、若者が老人を大切にせず知恵も身につけられない「鉄の時代」
ゼウス像

この時代区分の最初の三つ。
黄金の時代
銀の時代
青銅の時代
これらは日本語の訳なのですが、原文の意味は、金の種族・銀の種族・銅の種族だそうで。
おそらくこれが、、、と言うお話でした。
コルティナオリンピック
たまに日本以外の文化を語ったところで本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き一日をお過ごしくださいませ💐😊

Ψ~ 緑の命 ~Ψ
執筆者
毎日をワクワクに変える植物教育研究家
kazuhiko
略歴
園芸の生産・流通・販売・教育と多岐にわたり都合45年勤務。
植物がもつ癒し力や、ちょっとミステリアスな植物の物語を、色んな年代の方に届けています。

現代は、デジタル時代。毎秒おしよせつづける情報に、私たちの脳は、年中無休の疲れ気味。 そこで身近な植物を使った、効果絶大わずか5分の、カンタンな心身癒しをご提案中♪
喫茶~言の葉
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