ライラックの季節

ライラック 喫茶~言の葉
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☆リラ冷え

ライラック

札幌ではいよいよライラックの花が見ごろを迎えています。
紅紫色。
藤紫色。
白色。
この三種類が代表的です。

ライラック

日当たりが良い場所では、もうこんな感じで咲いているんですよ。
もうその香りの良さったらありません。
ライラック

山際の涼しいところでは、こんな感じでまだ蕾が多いですね。
札幌の大通公園では、昨日からだったかな、ライラックまつりが開催されています。
お天気も良いので、多くの観光客で賑わってることでしょうね。
ライラック

リラ冷え

さて、このライラックの咲く今時分。
それまで暖かだったのに、急に冷え込む日々が続くことがあります。
これが俗にいう「リラ冷え」です。

この言葉は、北海道独自の季語。
本州で言う花冷えの北海道版ですね。

ちなみに、本州の花冷えと、北海道のリラ冷えは仕組みは同じですが時期が違います。
花冷えやリラ冷えと呼ばれる寒暖の境界線が、時期によって南から北へと北上していきますので、その時差ということです。
どちらも、冷えをもたらす正体は、オホーツク海高気圧です。

もうひとつ。

リラとは、フランス語でライラックの事。
ちなみに和名ではライラックを、ムラサキハシドイと言います。
漢字では、こうなります。
紫丁香花。
ライラック

☆この時期の他の花

スズラン

スズランも花を付けました。
こちらも良い香りがします。

下向きに咲く花が慎ましやかですね。

私は、スズラン(鈴蘭)の別名である、君影草(きみかげそう)という呼び名にとても惹かれます。
君の面影の草、ステキでしょ。
鈴蘭

八重桜

こちら、八重桜は盛りを過ぎて、風が吹くたびに散っています。
ただ、花びらが多いので、まだしばらくは散っていそうです。

この八重桜の品種までは、知識不足で分かりません。
八重桜

ルイヨウボタン

こちらは、本州では高山植物の扱いなのですが、札幌では街はずれの小さな森でも見られます。

黄緑色の5mmほどの花がかわいらしいです。
高さは15㎝ほど。
本来は50㎝とか70㎝くらいに育つ植物なので、これから育っていくのでしょうか?

ルイヨウボタンを漢字で書くと、類葉牡丹。
葉っぱが、ボタンに似ているというのでこの名が付きました。

この花、ちょっと面白いので、機会があったら花の接写をしてきますね。
上手く撮れたら、また改めて投稿します。
このステキな花色、個人的には大好きです。
ルイヨウボタン

という事で本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き一日をお過ごしくださいませ💐

Ψ~ 緑の命 ~Ψ
執筆者
毎日をワクワクに変える植物教育研究家
kazuhiko
略歴
園芸の生産・流通・販売・教育と多岐にわたり都合45年勤務。
植物がもつ癒し力や、ちょっとミステリアスな植物の物語を、色んな年代の方に届けています。

現代は、デジタル時代。毎秒おしよせつづける情報に、私たちの脳は、年中無休の疲れ気味。 そこで身近な植物を使った、効果絶大わずか5分の、カンタンな心身癒しをご提案中♪
喫茶~言の葉
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