☆二至二分
さて今日から二十四節気は春分に入りました。
春分は、一年の内、夜が最も長い冬至と、昼が一番長い夏至の春側の中間に当たります。
そして秋側の中間が秋分ですから、この四つで一年と言う丸い輪を、きっかり四等分しているイメージです。
この一年の四つの節目を、二至二分と言う事は、以前にもお伝えしました。
冬至、春分、夏至、秋分、それぞれの一字を取って、二至二分と言う訳です。
そんな大きな節目の一つ春分に入ったのですから、各地でそれぞれの自然に目を凝らし、耳を傾けてみるのも楽しいものだと思います。
☆七十二候
初候:雀始巣(3月20日~3月24日)
「すずめはじめてすくう」と読みます。
気温が上がってきて、いよいよスズメたちも子育ての季節に入ります。
農耕民族である日本では、スズメは稲穂を食べる困りものでもありましたが、何よりそれ以前に稲に付く害虫を食べてくれますので、こういったところに季節感を見出しても居たのです。
余談ながら、雀始巣の期間は、新暦に直すと昨年同様、3月20日~3月24日に当たります。
次候:桜始開(3月25日~3月29日)
「さくらはじめてひらく」と読みます。
ここで言う桜は、野山に古くから自生している山桜の事。
旧暦の基準地近畿地方では、この時期に種籾の選別作業をして、目が出やすいように浸漬(種籾を水に浸して芽が出やすい様にする作業)を行います。
山桜に、種籾作業を教えてもらっているご先祖様達。
大自然の中に身を置いて、慎ましやかに暮らしている日本人の文化や姿勢が、こういうところからも感じられますよね。
余談ながら、桜始開の期間は、新暦に直すと昨年同様、3月25日~3月29日に当たります。
末候:雷乃発声(3月30日~4月4日)
「らいすなわちこえをはっす」と読みます。
本州では、冬の寒気と春の暖気が上空でぶつかり合って不安定となり春の嵐が起こりやすい時期。
こういう嵐を境に、季節は一気に歩を進めるものです。
余談ながら、雷乃発声の期間は、新暦に直すと昨年より一日増えて、3月30日~4月4日となります。
と言う事で本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き一日をお過ごしくださいませ💐😊


