☆霜が降り、木枯らしが吹くころ
ここの所、札幌ではずいぶん気温が下がって来まして、すっかり初冬の雰囲気です。
天気予報では、今度の日曜日の雨を境に一段と気温が下がり、日中の最高気温も一桁となりそうだと申しておりました。
本州の方もようやく秋めいて来たようですね。
但し、近年の本州(四国、九州含む)は、長い夏が終わったら秋を通り越して一気に冬になるらしいですから、体調管理には充分ご注意くださいね。
さてこの霜降ですが、秋の一番最後を飾る節気です。
こちらではこの霜降を目安にして、長い冬を乗り越える準備が本格的に始まります。
こういうことを面倒くさがる人にたまに出会いますが、私は楽しくて仕方がありません。
☆霜降の期間
この霜降の期間ですが、新暦では10月23日から11月6日までとなります。
そしてその後はいよいよ冬。
二十四節気では立冬になります。
では、この霜降の、七十二候を見て行きましょう。
初侯:霜始降(10/23~10/27)
「しもはじめてふる」と読みます。
札幌では、来週あたりに初霜が降りるのではないかと私はみております。
先程も申しましたが、来週から一気に気温が下がりそうなので要注意です。
外に出しておいた鉢植えの内、寒さに弱いものは全て、この週末に室内に移動させなくてはなりません。
寒くなり夜が長くなると気分が塞ぎこむという方は案外多いものですが、こうして外植えの鉢物を室内に取り込めば、部屋の中が一段と賑やかになります。
ですので私は、寒くなって外出が減って暗い時間が多くなっても、落ち込む暇もないくらいに植物達で賑やかな部屋の中で過ごして、至って元気な冬生活を送る事が出来ております。
次候:霎時施(10/28~11/1)
「こさめときどきふる」」などと読みます。
札幌ではこの時期は、小雨というより小雪が舞う方が多いかもしれませんね。
北の方から吹く風と、それに押されてやって来る厚い灰色の雲から、ハラハラと雪が舞い、場合によっては少し積もる場合も出てきます。
さて今年はどうなりますやら。
末候:楓蔦黄(11/2~11/6)
「もみじつたきばむ」と読みます。
ところで今年は、もう札幌の山々では紅葉が一気に進んでおりまして、見頃を迎えております。
ですのでこの末候の時分には葉が落ちてしまっている可能性が高いです。
しかしこれも当然の事。
何故なら旧暦(太陰太陽暦)は近畿地方が基準ですから、きっとこの時期の紅葉の見頃は本州の中ほどまで南下していると思われます。
紅葉前線が過ぎたら、季節は冬にまっしぐらです。
という事で本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き一日をお過ごしくださいませ💐😊