二十四節気~小暑

夏の太陽 旧暦(太陰太陽暦)
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☆暑さが本格的になり始める頃

さて今日から二十四節気は小暑に入りました。
札幌の我が家では、午前中に33℃まで上がってもう大変でした。

では小暑の初候、次候、末候を見て参りましょう。
今年の小暑の期間はどうなっているでしょうか?
また今年は旧暦で閏六月のある年です。
つまり一年が十三ヶ月。

暑い六月が二回もあるので、夏の熱い時期が一層長い年だという事です。
夏の太陽

☆七十二候

初候:温風至(7月7日~7月11日)

「あつかぜいたる」と読みます。

梅雨が明け、日差しがジリジリと暑くなる頃。
旧暦の基準地、近畿地方の梅雨明けは6月27日。
例年より早いのは、閏六月がある年だから、という事なのでしょう。
梅雨明けが早いという事は、とにかく、今年の夏はやはり長いという可能性が高まったという事であります。
夏の太陽

次候:蓮始開(7月12日~7月16日)

「はすはじめてひらく」と読みます。

京都府立植物園では、蓮の花を観賞する観蓮会が7月4日~6日にかけて開催されたようです。
はじめてひらく、というには遅い時期ですが、見頃を迎えるという意味ではまさにこの時期がピッタリですので、何かそういう意味もあるのでしょうか?
今日は記事二つ目なので、詳しく調べるつもりもありませんが、何か引っかかりますね。
何かありそうです。
蓮の花

末候:鷹之学習(7月17日~7月21日)

「たかすなわちがくしゅうす」とか「たかすなわちわざをならう」などと読みます。

鷹の幼鳥は、ほかの鳥よりも巣立ちが遅く、その分、親から狩りの仕方などをじっくり教わると申します。
その雛鳥が巣立ち前に色々と親鳥から学んでいる様子を、古人達は暦に読みこんだのでしょうね。
鷹の幼鳥

という事で今回はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き夜ををお過ごしくださいませ💐😊

Ψ~ 緑の命 ~Ψ
執筆者
毎日をワクワクに変える植物教育研究家
kazuhiko
略歴
園芸の生産・流通・販売・教育と多岐にわたり都合45年勤務。
植物がもつ癒し力や、ちょっとミステリアスな植物の物語を、色んな年代の方に届けています。

現代は、デジタル時代。毎秒おしよせつづける情報に、私たちの脳は、年中無休の疲れ気味。 そこで身近な植物を使った、効果絶大わずか5分の、カンタンな心身癒しをご提案中♪
旧暦(太陰太陽暦)
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