☆我が家のチャノキに子が生まれました
お茶の子さいさい?
もう一昨年になりますね。
正確には1年2ヶ月前あたり。
我が家のチャノキに花が咲き、実が成りました。
その種の硬い殻に少し割り込みを入れて親株の根元に埋めておいたら。
大晦日に芽らしきものが出ているのを発見!
大晦日に、お茶の子誕生です♪
まぁ、正確には発芽しているのを大晦日に気づいただけなんですが、そういう小さい事は置いといて、何か大変めでたい気分がしました。
大変簡単だったよという時に、お茶の子さいさいなんて言葉を使いますが、いやはやお茶の発芽はお茶の子さいさいとはいかず、ここまでにちょっと苦労しました。
ふとここで、正月なので時間はいつもよりあります。
1月2日の朝4時に、無駄に早起きしてしまいましたので考えました。
「お茶の子さいさい」って、なんだ???と。
お茶の子について
こんな芽出しにひと手間必要な茶が、お茶の子さいさいな訳はないでしょうから不思議だなと調べてみたら、見事にお茶の若い苗のことではありませんでした。
、、、これまで生きてきて、全然知りもしませんでしたし、知ろうともしませんでした。
こういうことって、たくさんあるんでしょうね。
さて、お茶の子さいさいですが、「お茶の子」と「さいさい」に分けて考えてみました。
まずはお茶の子から。
これはですね、茶道で出されるお茶菓子の事だと分かりました。
なるほど、菓子の菓を取ったら、お茶の子です。
茶道で出されるお茶菓子は小さくて、簡単に食べることができますので、お茶菓子のように気軽に簡単にという意味なんだそうです。
「お茶の子さいさい」が生まれた時代
こういう言葉を使うのは、武士や貴族ではないでしょうから、商人、、、か、庶民でしょう。
何と申しましても、江戸時代は言葉遊びが大変流行ったものですし、やはりこの言葉に江戸っ子の気質が感じられますから。
そこで、庶民に茶文化が根付いた時期を調べると、江戸時代中期だそうで。
この時代には五街道が整備され、江戸の街中と共に茶店が増えていったのです。
なので人々は日常生活でも、茶店によって茶を楽しみ、そこに添えれられるようになった茶菓子を楽しんだらしいのです。
日常生活の中で気軽に立ち寄れて、サッと口に運べる茶菓子のように簡単ということで、「てやんでぃ、そんなこたぁお茶の子さいさいよぉ!」と気軽に請け負う江戸っ子の気っ風があちこちで見られ始めた時代だったのでしょう。
さてこれで、お茶の子についてはおおよそ背景も含め分かりました。
あとは「さいさい」ですね。
これについては明日に分けます。
さてこれからお正月なので、抹茶を立てて頂こうかなと思います。
嫁様、一服どうぞよろしゅう。
という事で、続きは明日のお茶の子さいさいと、のんのこ節②にてお送りいたします。
本日も最後までお読み下すってありがとうございました。
どうそ佳きお正月をお過ごしくださいませ💐😊