石狩湾の巨大風力発電

石狩湾風力発電 喫茶~言の葉
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☆自然再生エネルギーという巨大な自然破壊

北海道知事主導の風力発電増設

今日は朝早くから、石狩湾に行ってきました。
石狩湾と申しますのは、札幌の北側に拡がる海で、留萌市から石狩市や小樽市、そして積丹町あたりまで、円く湾を形作っている海岸線の事です。

そこには、鈴木直道北海道知事の命で、多くの風力発電が立ち並んでおります。
ここ3年で激増した感があります。
石狩湾風力発電
これは、最近はやりの自然再生エネルギーというものの一環。
但し、自然再生エネルギーと申しますのは、一種の言葉遊びで、よく考えますと全く意味が分からない言葉です。
自然を再生して、エネルギーに変えるなら、こんなエコなことはないじゃないかと喜ぶ人も居ります。
石狩湾風力発電

風力発電の問題点

しかし、よく考えてみてください。
風は始終吹いているわけではありません。
また強すぎる風が吹く時は、プロペラの破損を防ぐためにプロペラを強制停止させますので発電も出来なくなります。
つまりこんなもので電力の安定供給はできないわけです。
石狩湾風力発電
ではなぜ、私たちの使っている電力は24時間一定量の安定供給が出来ているかと申しますと、バックアップ電源という、風量発電のムラを補うための火力発電などが稼働しているためです。

ここで問題なのが、火力発電と風力発電が助け合って、電力の安定供給をしているのではないという事です。
エネルギー問題の専門家の話では、常に不安定な風力を補う形での火力と、火力単独の発電では、発電のために使うエネルギーにそんなに差はないという事でした。
石狩湾風力発電
それならば、単純に考えると。
この風力発電は意味が無いという事になります。
風力発電を増設すればするほど、コストも人員もその分余計にかかるわけですから。
これらが自然再生エネルギーの名のもとに、莫大な税金を投入され、今後も作られ続ける。
いやはや、こんな自然破壊、本当におかしいと私は思います。

風力発電から生じる超低周波

あとは、超低周波の問題。
人の耳で知覚できない程の低い音の事ですが、これがこの風力発電から発せられております。
これがまた遠くまで届く音の種類で、一説によりますと風力発電から20km四方は拡がるらしいんです。

その超低周波が人の健康に及ぼす被害は、集中力低下・不眠・頭痛・倦怠感など。
これが欧米では社会問題として取り扱われていますが、日本ではあまり報道もされておりません。
またこういう超低周波は、勿論野生生物などにはより大きな脅威となって降り注いでいることは想像に難くありません。
近年、熊が人里に頻繁に降りて来ているもの、私は多分にこういったものの影響もあるのだろうなとみております。

石狩湾風力発電

再生可能エネルギーによる自然破壊

メガソーラーそうですが、こういった自然再生エネルギーなどと言ったものは、自然を少しでも勉強している人達にとっては、嘘八百も良い所です。

本来、植物や動物や土や湖や海といった自然物が受け取っていた太陽光や風を、人工物が変わって受け取り、そこから極めて不安定な電力を生み出すものであります。
自然

ここで問題なのは、本来、地球の自然が受け取っていた光な熱や風のルートが断たれてしまっている事です。
もうこれだけで、自然のバランスが壊れてしまっていることが単純に分かります。
自然
これが何を意味するのかと申しますと、自然破壊です。

このように、話は本当に単純なのです。

本来、自然の中に注がれるはずのエネルギーを人間が横取りすれば、元々の自然は壊され続けて行きます。
ここから起こる自然破壊という問題は、いずれ人間に返ってきます。

そんな、本当はとても怖いものを、今朝、専門家と一緒に間近で視て参りましたというご報告でありました。
石狩湾風力発電
という事で本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き一日をお過ごしくださいませ💐😊

Ψ~ 緑の命 ~Ψ
執筆者
毎日をワクワクに変える植物教育研究家
kazuhiko
略歴
園芸の生産・流通・販売・教育と多岐にわたり都合45年勤務。
植物がもつ癒し力や、ちょっとミステリアスな植物の物語を、色んな年代の方に届けています。

現代は、デジタル時代。毎秒おしよせつづける情報に、私たちの脳は、年中無休の疲れ気味。 そこで身近な植物を使った、効果絶大わずか5分の、カンタンな心身癒しをご提案中♪
喫茶~言の葉
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