☆室内で育てやすいコーヒーの鉢物
・案外丈夫で手間いらず
前に私が、部屋でチャノキを育てているとお話させていただきました。
育ち方が、どこかのんびりしてまして、実にいいもんであります。
せかせかと、やれ水やりだ、やれ肥料だ、やれ病害虫防除だと忙しくするのも、それはそれで楽しいのですが、のんびり育てるというのもまた、部屋で植物と付き合うにはいいもんです。
同じ飲み物仲間として、今日はコーヒーノキ、のご紹介。
と言いましてもまだ私も育てたことが無いんですが。
聞くと、チャノキと同じ、ノンビリ丈夫な植物なんですってね。
しかも上手く行けば今は、百円ショップで売ってるんですって。
さらに、あとはホームセンターの売り場でも見かけますし、ネットショップでも購入可能。
また、冬の温度は最低10度あれば全く問題なし。
北海道でも個人で育ててらっしゃる方も多数いらっしゃるそうですよ。
なんでも最低温度が5度までは耐えるんだとか、でもそれはかわいそうかな。
・冬が明けたら挑戦します!
なんだか暑い国でしか育たないイメージのコーヒーノキですが、これなら大丈夫そうです。
札幌はもう真冬の寒さなので、来春にでも探して育て始めようかと思ってます。
皆さまにも、是非とおススメです。
また育て始めたらこのブログにも、その折々の様子をアップしていきますね。
それと、これがコーヒーノキの鉢物。
鉢の高さは20㎝ぐらいで、木の高さも20cmほど。
伸びすぎたら、20㎝ぐらいの高さにチョキンと切ればオッケーです。
(私たちの爪切りや、髪を切るのと同じ感覚です。)
☆コーヒー豆について
・コーヒーの漢字について
さて、私たちが良く口にするコーヒー。
漢字で書けば、王編に加える非ざると書いて「珈琲」。
つまり、加と非なら、読みはカーヒー、ですよね。
そうそう、「可否」とも書くんですって。
でも元々、あちらの言葉を始めに耳にした江戸時代の日本人に、カーヒーと聞こえたのは容易に想像できます。
むしろ、コーヒーのほうが無理がある。
こう考えると、やはり日本語って面白いです。
・コーヒーノキから採れる珈琲豆
さてこのコーヒーノキ。
それが育つと花が咲いて、実が成ります。
その中に豆ができるので、それを収穫。この段階では生豆と言うのだそうです。
それを乾燥させたりして、その後流通し、炒って焙煎。
この焙煎具合で、いろんな味や香りに変化します。
おおよそ、その焙煎具合は、出来上がったの豆の色で分かりますね。
ただ、豆の種類や産地なんかでも変化があるそうですから、やはり奥が深い飲み物です。
☆熊本市内にある最高のコーヒー喫茶店
余談ながら今日の話の最後に、私がお勧めする珈琲の名店のご紹介。
あ、そうそう。
珈琲の健康効果を発揮させるには、ミルクも砂糖も厳禁です。
そのまま、いわゆるブラックが良い。
・「アロー」と言うお店
私は元々、コーヒーは飲まなかったんです。
でも、歳を取ってくると、せっかく生まれてきたんだから色々試しておかないとなんだか勿体ないなんて気持ちになってくる。
そこで50歳を少し過ぎた頃でしょうか。
珈琲の事を調べていると、どうにも体に良いらしいと知ったんです。
そう言えば昔行った熊本市内にある「コーヒーアロー」と言うお店のご主人は、たった一人でもう開店から30年近く年中無休で珈琲を出し続けてらっしゃる。
年中無休も凄いんですが、確か休日も無かった。
働きづめ。
アローのメニューはたった1品。
コーヒーのみ。
(下の写真は、実際のアローの珈琲)
休みなしに30年って、不思議に思って尋ねたんです。
食事はどうされてるんですか?
体壊したりしないんですか?
って。
・しあわせの珈琲
するとマスターは、笑顔でこう仰ったんです。
「私の珈琲を毎日飲んでますけんね、体、壊さんとです。本物の珈琲は、体に良かとです。」
凄い!
それで更にこう尋ねてみました。
このマスターの珈琲は、何という名前なんですか?
マスターはしばらく沈黙、そしてこう仰ったんです。
「名前は、考えたこと無かったですけんね。
強いて言えば、、、しあわせの珈琲でしょかね。」
このアロー、開店から59年経った今も健在で、2023年5月と10月の二回伺いました。
「しあわせの珈琲」は、現在では「琥珀色の珈琲」と商標登録されていました。
そしてマスターの笑顔、寸分変わってなかったのも嬉しかったです。
という事で、本日ここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き日でありますように💐