ささやかな発見

札幌では、週末にいよいよ雪が舞うかもという予報が出されております。そんな中、街中のアジサイたちも秋の終わりを彩ってくれています。北国のアジサイたちというのは、実におもしろいです。

秋が深まると、森の樹木たちも色々な形で子孫を残そうと種を実らせます。木々たちのそんな作戦を少し知るだけでも、風景はガラリと音を立てて別の風景に見えてくるものです。

冬の到来を告げるユキムシが、昨年より10日早く舞い始めました。

緑色が混ざったクルマバッタに対し、クルマバッタモドキは全身が地味。でも良く見るとかわいいもので。私は今回、そのバッタが水を飲む瞬間を初めて見ました、感激！！

コンペイトウみたいな花、ミゾソバ。大人たちには雑草でも、子どもたちには宝物になることもあるようで。

アリグモには何種類かあるそうですね。今朝我が家の玄関先にいたのは、どうもヤガタアリグモという種類みたいです。

今日は手短に、湿地と半日陰をお好む秋の花、ムラサキツリフネのご紹介。

身近な植物で、お盆の仏花を作ってからちょうど今日で2週間。まだ元気に残っているのが、イチョウとノブドウです。

保育園の子供達と、みんなで川の観察をしました。みんな愛おしいくらい、良い表情で授業を受けてくれました。

八月の忘れな草の鮮やかな事。川辺でしっかり自己主張をしながら咲き誇っていました。この花は、エゾムラサキ。忘れな草の中で、唯一、日本の自生種です。