☆日本在来種のマルハナバチ
森散歩に向かう途中で
先日我が家の庭先で引っ越し先を探していたエゾオオマルハナバチ。
< かわいいご来訪
それと同じ個体かどうかは分かりませんが、我が家から30m離れた所に咲いていたタンポポで働いておりました。
大変穏やかな蜂ですので、近づいても全く平気です。
勿論こちらがギュッとつかんだりしたら怒るでしょうが、普通そんな事はしませんよね。
どれどれ、近づいてみましょう。
エゾオオマルハナバチ接写
スマートフォンでの撮影です。
望遠にはしておりません。
普通の撮影ですが、ここまで近づいても平気なのです。
いや、もっと近づいてみましょう。
このお尻。
黄色ですよね。
これが日本在来種、元から日本に住んでいた種類の証です。
このお尻の先端が白い毛でおおわれているのは、セイヨウオオマルハナバチと言いまして、外来種です。
こちらも性格は穏やかなのですが、日本の生態系を乱す種類。
セイヨウオオマルハナバチというよりも、無作為に日本に持ち込んで農業に利用したニンゲンの罪だと、作業中のエゾオオマルハナバチが話していました。
花全体を探る
黒と黄色の縞模様が目立ち、一見怖そうですよね。
でも良く見るとモコモコの毛。
ぬいぐるみみたいです。
模様だけの話をしますと、ツルンとしていて光沢がある表面に黒と黄色の縞模様、それに全体がシュッと細長い形だとスズメバチとか攻撃的な蜂の場合が多いですので要注意です。
さて、当のエゾオオマルハナバチ。
こうやって花の上を回転しながら、、、
まんべんなく、蜜を吸っていました。
タンポポの花は、一見一つの花みたいに見えますが、実は100以上の小さな花の集合体です。
なのでまんべんなく確認しているエゾオオマルハナバチでありました。
最大限の接写
もっと寄ってみました。
顔が花粉だらけですね、頑張ってる。
口吻(こうふん)と呼ばれる口を伸ばしているのが分かります。
これは蜜を集めている証拠です。
それに対して後ろ脚に黄色い粒が付いていれば、それは花粉団子。
花粉を集めている証拠になります。
ちなみにこの蜂の後ろ脚に、花粉団子はありませんでした。
エゾマルハナバチから取材のお礼が!
散歩中の道端の2分ぐらいの出会いでしたが、カメラのズーム機能を使わずにここまで接近しても気にしないエゾマルハナバチのおおらかさ。
最後に今回の取材に対して、軽くお礼を言われましたのでそれを最後にご紹介。
タイトル、「やあ!ごきげんよう」
と言う事で本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き一日をお過ごしくださいませ💐😊