かわいいご来訪

エゾオオマルハナバチ 命の不思議
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☆ヒラズネヒゲホソゾウムシと、マルハナバチ

燻製器二号の焼き板づくり中

< 燻製二号機作製開始 より続く
昨日は一時間ほど時間が空いたので、それではと燻製器二号に使う木材の焼き板の重ね焼きをやりました。
先日はここまで焼きを入れたのですが、昨日はもう少し入念に。
燻製 二号機
※ 焼き板については、こちらをご覧ください。
< 板を焼いてみよう!

重ね焼き

一度焼きを入れたのですが、それは表面のザラザラした部分を焼き落とすための作業でした。
そして今回は、雨風に耐えられるようにちょっと強めに重ね焼き。
それがなかなか良い具合に進みまして、昨日はここまで。
焼き板
ワイヤブラシで焼いた表面を軽くこすって炭になった部分を削り。
焼き板
最後に水で表面の細かい汚れを落として、完成。
後は乾燥させて、今日か明日にはいよいよ組み立てです。
焼き板

☆小さな来訪者たち

そうやって私が玄関先で焼き板をやっている時、小さなお客さんがやって来ましたので、今日はそのご紹介が本題です。
ではまず、こちらのお客さんから。

ヒラズネヒゲホソゾウムシ

まだ焼いていない板もありましたので、さてそれを焼こうかなと手にすると、小さな小さな緑色の甲虫がそこに居ました。
ヒラズネヒゲホソゾウムシです。
ヒラズネヒゲホソゾウムシ
針葉樹の新芽が大好物の虫ですので、作業している玄関先を覆うように育っているサワラ三兄弟の末弟ショウユの芽を食べに来ていたのでしょう。

まぁこれも食物連鎖の輪の一つ。
どうぞどうぞお召し上がりくださいませヒラズネヒゲホソゾウムシさま。
その分私はきちんと肥料と水と手入れをおショウユさんに施しますから。

そう思いつつスマホカメラをズームしたら、最高のポーズをとってくれたヒラズネヒゲホソゾウムシさんでありました。
ヒラズネヒゲホソゾウムシ

エゾマルハナバチ

それからブンブン音がするのでみたら、マルハナバチが来ていました。
マルハナバチには一部困ったことがありまして、イチゴなどの受粉のために海外から導入されたセイヨウオオマルハナバチが日本に定着して生態系を乱しております。
このセイヨウオオマルハナバチは、お尻の先が白いのが特徴です。

それで良く見てみると、我が家に来ている蜂は、お尻が白くない!!
エゾオオマルハナバチ
これは頭を穴に突っ込んでお尻が見えていますが、完璧に橙色です。
エゾオオマルハナバチ
これは間違いなく在来種、エゾオオマルハナバチです。
エゾオオマルハナバチ

この穴は、私がサワラのショウユ用に肥料を与えるために空けた穴です。
そこにエゾオオマルハナバチがこの時期に入っているのは、なんとなんと女王蜂の証。
新しい住み家をさがしている最中なのです。
これは貴重な瞬間です。
エゾオオマルハナバチ

肥料用の穴は10個ほど空けておりましたので、女王蜂は全部探索しておりました。
エゾオオマルハナバチ
大変おとなしい蜂で、玄関先に営巣してくれても一向にかまいませんので、私としては大歓迎です。
本当はすぐに塞ぐ予定の肥料用の穴でしたが、もう少し様子をみてみようと思います。
営巣してくれたら、その穴はそのまま。
貴重な在来種ですから。
エゾオオマルハナバチ
ちなみに私はこのエゾオオマルハナバチの背中を指で撫でることができます。
それぐらいおとなしい蜂です。
だからと言って慣れてないみなさんは、そういうのはやらないで下さいね。
まずはエゾオオマルハナバチと心の会話が出来るかどうか、ここからです。
エゾオオマルハナバチ
と言う事で本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き一日をお過ごしくださいませ💐😊

Ψ~ 緑の命 ~Ψ
執筆者
毎日をワクワクに変える植物教育研究家
kazuhiko
略歴
園芸の生産・流通・販売・教育と多岐にわたり都合45年勤務。
植物がもつ癒し力や、ちょっとミステリアスな植物の物語を、色んな年代の方に届けています。

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