☆人の血を吸わないヒル
イシビル
昨日、保育園児さんたちと川学習をしていて、川底をさらっていたら、網に入ってきたイシビル。
ヒルと言えばくっついてきて血を吸うイメージがありますが、このイシビルは血には興味がありません。
川床を這いながら、昆虫の子供や、貝などをたべてくらしています。
体を伸ばしたり縮めたりしながら移動。
こちらがイシビルです。
ちょっと見づらいので、プラスチック容器「ミルソー」に入れてみました。
このイシビル。
伸びたり縮んだりしながら、ピタッと石の上を移動していて、それはそれはしっかりくっついているので、こうして剥がして容器に入れるのに苦労しました。
縮むと木の葉のような形になるのですが、硬いのです。
硬質のゴムみたいな感じで。
イシビルの母子
それでこのイシビル、お母さんだったようです。
写真は、ピタッとくっついた下側から撮影したもの。
真ん中に黄色い粒々が見えますが、これ卵です。
イシビルのお母さんはこうして子供達を守りながら、川底を移動していたんですね。
それを私は強引に剥がしてしまったようです。
イシビルの起き上がり運動と、母心
折角ですので、ミルソーから出して、白いプラスチック皿に川の水を入れて、そこに移しました。
そして底に張り付く前に裏返しにして撮影。
すぐに体を起こしてピタッと張り付いてしまうため、撮影時間は3秒ほどしかありません。
上の方に円い口が見えますね。
そしてこうやって体をよじって。
まるで子供達を大事に抱きかかえるみたいに。
尻尾?で最後にエイッと力をこめて起き上がるのですね。
イシビルの卵を拡大してみると、、、
もちろん、観察の後、このイシビルのお母さんは元の川の元居た場所辺りに帰してあげましたのでご安心ください。
さて帰宅後、上の画像をパソコンで拡大してみると、、、。
なんと卵ではなく、イシビルの赤ん坊だったと分かりました。
もう形がイシビルになっていますね。
札幌の7月。
イシビルは子育てに忙しいようです。
がんばれ、イシビルのお母さん。
と言う事で本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き一日をお過ごしくださいませ💐😊