☆10月1日山のふもとにて
季節が一気に進んでいる札幌です。
日一日と気温も環境も変わってきています。
なので今週は、今月後半の講座プログラムの修正や打ち合わせのラッシュ。
バタバタと過ごしております。
さて昨日。
札幌の街中から見える札幌市民には有名な山、藻岩山の麓に行ってきました。
ここはほんの少しだけ標高が高い場所だったためか、思いのほか鮮やかな紅葉が始まっているのを見ることができました。
それが、こちら。
これはウカウカしてられません。
外を歩く時に意識してみます。
あっという間に紅葉(黄葉)は始まって、サッとピークを迎え、あっという間に終わってしまいますから。
今日は忙しいので深くは書きませんが、この紅葉。
森の土を豊かにし、微生物や川や海まで豊かにしてくれる優れモノなんです。
そういう仕組みを頭に入れて、秋の紅葉を子供達に見せると、目の輝きが違ってくるんですよ。
これを私は、秋の効用と呼んでおります。
まぁ、単なるダジャレですが。
☆コブシの実
さてこちらは、昨日見かけたコブシの実。
この前の写真と比較すると分かります。
植物の実っぽいですよね。
それが先日のように時間がたって表皮が乾いてくると、紅い実がしっかり目立ってきます。
ところが本当ならコブシの実は、枝に付いたままこうなるのが本当です。
ちょっとイメージしてみてください。
これが枝に付いたまんま、表皮が乾いて赤い実が現れてきます。
そうしてやがて赤い実は地面に落ちかかる、、、でもポトリとは落ちないんですね。
それはなぜか?
実は赤い実とそれを包む表皮(専門的には袋果といいます)は、へその緒みたいな白い糸でつながっていまして。
赤い実がこぼれ落ちると、白い糸が伸びてユラユラと数センチ垂れ下がる形になるんです。
今度、そういう写真が撮れたな良いなとは思うのですが、近所のコブシは背が高くてうまく撮影できません、、、困りました。
この赤い実ユラユラ垂れ下がりが、コブシの子孫繁栄戦略です。
野鳥たちに、ほれほれご馳走ですよ~のアピール。
それで赤い種は鳥たちの食事となり、紅い実の中の本当に大事な黒い小さな実は消化されずに、どこか遠くで糞に混じって地面に落ちるのです。
私はときどき思います。
コブシ、一体だれがそういう巧妙な事を考えたの?と。
さて、そういうことで今日も一日が始まりました。
朝ごはん食べて、最初の打ち合わせに行ってきます!
という事で本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き一日をお過ごしくださいませ💐😊