☆風情がある冬囲いの一種
冬囲いの話をここ最近しておりますが、その種類には幾つかあります。
大きく分けると、繩巻・竹囲い・雪吊りの3つになりましょうか。
写真で見てみましょうか。
繩巻。
竹囲い。
そして、雪吊り。
この「雪吊り」ですが、ゆきつり、と読みます。
我が家の庭木達には、大掛かりな雪吊りはしませんので、札幌にある中島公園へ雪吊り見物に行ってきました。
その写真がこちら。
プロがやると、キレイですね。
そう、この雪吊りは、実際に樹木への雪の害を防ぐという意味合いもありますが、もう一つ。
見た目を美しく吊らなければならないし、そこが職人の腕の見せ所でもあるわけです。
しっかりした芯棒を立てて、その上の方から四方八方にバランスよく縄を伸ばして補強する枝に結んでいくわけです。
樹木や自然に対する職人さんたちの敬意さえ感じられる冬囲いなのですよね。
あ、ちょっと違いますか。
厳密に言えば、他の冬囲いでも全て、職人さんたちの心意気や美学が見えるのですが。
一番はっきりそれが分かるのが、雪吊りという事であります。
重たい雪が枝を折りませんように。
枝が傷みませんように。
雪がキレイに掛かりますように。
見てくれる方が美しいと喜んでくださるように。
そんな思いがそこここに込められている雪吊り、本当に素晴らしいものだと思うのです。
という事で本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き一日をお過ごしくださいませ💐😊