☆9℃の朝、植物あれこれ
コウリンタンポポ
9月23日、一気に寒くなった札幌の朝。
6時前に散歩に出たら、外は9℃でした。
これは裸足にサンダルというのは、ちょっとアレでしたが、小一時間歩いてきました。
ご無沙汰の九州の叔母へ、レターパックを投函して山側の道を散策。
コウリンタンポポが、陽の差し込みを待って、閉じていました。
鮮やかな色です。
こちらはヨーロッパからやって来て、日本に住み着いた外来植物で、たまにあちこちで咲いているのを見かけます。
温かい本州などでは、もっと茂っているんでしょうか、どうでしょうか?
コスモス
それからしばらく行くと、最盛期を過ぎつつあるコスモスの花が咲いていました。
コスモスの花は、前にお話ししましたっけ?
沢山の花が集まって、一つの花に見せている頭状花というのものです。
なので中心部の黄色に寄ってみますと、細長い筒状の花がたくさん集まっているのが分かります。
この筒状の花を、筒状花と言いまして、外側から内側へと時間差を作って順に咲いていきます。
ちなみに、花びらに見えるのが、舌状花。
花びらに見える一枚一枚が、それぞれ独立した花です。
一枚の根元をよく観察すると、退化したオシベが見えますよ。
筒状花の花粉は、昆虫にとっても大変なご馳走でもあります。
中には、タバコガの幼虫でしょうか?
懸命に朝食バイキングを堪能中でした。
美味しいんでしょうね。
さてこのコスモス。
こちらも帰化植物。
原産は南米。
日本には明治12年に持ち込まれたのだそうです。
シオン
頭状花(序)というのは、キク科植物の特徴でもあります。
ですので、この花もそうです。
コスモスの場所から10分ぐらい歩いたところに咲いていました。
シオンです。
漢字では紫苑と書いたりします。
こちらも帰化植物でして、平安時代あたりには、朝鮮半島辺りから薬用植物として持ち込まれていたという話も散見されますが、本州の中国地方や九州で自生と書いてある文献も見られます。
付けられた別名がまたステキで、十五夜草とも言います。
シオンの花をアップしますと、見えました見えました。
こちらもにぎやかに筒状花。
どうです?
気温9℃の朝散歩の風景。
という事で本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き一日をお過ごしくださいませ💐😊