立秋を前に、虫たちのご来訪

シオカラトンボ ささやかな発見
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☆お客様のご紹介

晴天、水まきをしたあとに

コガネムシ

これはコガネムシですが、ドウガネブイブイという種類でしょうね。
ドウガネブイブイは体の色が暗銅色でまた間がちょっと長いのが特徴です。
我が家には桜があるので、それを食べたら困ります。

ところが5分ほど休んだら、近所の森の方に飛んでいきました。
どうやら休憩に寄っただけだったようですね。
飛行中の様子が撮れたので、お見せしたくて載せました♪
コガネムシ

シオカラトンボ

良くいる場所は、里山の水辺、草地、平地の池などです。

シオカラトンボはオスは胴体部分がまるで塩のような白い粉で覆われてように見えるトンボです。
この特徴から「シオカラトンボ」という和名が付けられました。
メスはオスとは異なり、胴体が麦わら色をしているので、ムギワラトンボと呼ばれる事もあります。

オスは縄張りを作り、メスの産卵中は上空を飛び回りながら産卵を見守るんですって。
産卵は水面に腹部を打ちつけるようにして産卵する水産卵(だすいさんらん)と呼ばれています。

食べ物は小型昆虫で、肉食昆虫です。
なので大歓迎。
育ててる植物に着いた害虫を食べてくれますので。
シオカラトンボ

アシナガバエ

水を撒いたアジサイの葉に、金色に輝く小さな虫が止まっていました。
ご覧くださいこの小ささ。
マダラホソアシナガバエ
アシナガバエというらしいですね。
私は昆虫にはそんなに詳しくないので、これまでなんとなく見かけたことはあったのですが。
よく考えると、ピカピカな金色って不思議です。

アシナガバエの成虫は草地などでよく見られ、特に湿気のあるところで多いと言います。
なるほど、水を撒いたあとに羽休めにやってきたわけですね。
ただこの種類は数が多いので、なんというアシナガバエかは分かりませんでした。

ただ、農作物に被害を出すアブラムシやダニやアザミウマを食べてくれます。
なので、農業的には重要昆虫だとされています。
マダラホソアシナガバエ

ナミテントウ

サワラのお塩さんに止まっていたのが、テントウムシ。
サワラとテントウムシ
おやおやこんなところにと、近寄って良く見てみました。
こちらも、アブラムシを食べてくれる益虫のナミテントウでした。

テントウムシにはいろんな種類があります。
それで食べ物で分けると、草食、肉食、菌食と三つ。
だいたい、草食のテントウムシは野菜などを食べるというので害虫扱い。
それで肉食や菌食のものは、人間の産業を助けてくれるというので益虫扱いされています。

そしてこのナミテントウは益虫なんですね。
さらにこのナミテントウには、模様が色々ありまして、黒地に赤い点二つというのもあれば、今回我が家にやってきた赤地に黒い点多数というのも有ります。
それ以外にも模様があるので大変面白いですね。

またよく見かけるテントウムシに、ナナホシテントウがいます。
こちらの寿命は数ヶ月ですが、このナミテントウは数年と言われています。
なので冬は集団を作ってそのわずかな体温を持ち寄って越冬することが知られているんです。
まぁいずれにせよ、我が家を訪問してくれた虫たちは、私が見る限り益虫が多かったようで、めでたしめでたし!でした。
ナミテントウ

という事で本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き一日をお過ごしくださいませ💐😊

Ψ~ 緑の命 ~Ψ
執筆者
毎日をワクワクに変える植物教育研究家
kazuhiko
略歴
園芸の生産・流通・販売・教育と多岐にわたり都合45年勤務。
植物がもつ癒し力や、ちょっとミステリアスな植物の物語を、色んな年代の方に届けています。

現代は、デジタル時代。毎秒おしよせつづける情報に、私たちの脳は、年中無休の疲れ気味。 そこで身近な植物を使った、効果絶大わずか5分の、カンタンな心身癒しをご提案中♪
ささやかな発見
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