青空からの手紙

巻雲 お手軽栽培術
巻雲
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☆高校時代の天気予報

天気予報を気にしてご覧になっている方って、多くないのかなと感じています。
もちろん、お天気に細心の注意を払ってらっしゃる方もいらっしゃいますよね。
職業柄だったり、趣味の関係で。

私も中学生までそうでした。
それが高校生になってから変わったんです。
テレビでやってる朝と夜の天気予報は必ず見るようになった。
その理由は、高校までのバイク通学。
家から高校まで15kmで、その間の交通機関もないような場所で育ちましたから。
原付バイクは必須だったんです。

だって明日の天気次第で、雨合羽を着なきゃならないんですから。
雨合羽、蒸れるから嫌いなんですよ。
でも着なきゃもっと濡れるわけでしょう。
必死で見てました。

☆時々外れる天気予報と、目覚めた野生

でも、天気予報は時々完全に外れるんですよね。
それ以外でも、おおよそは当たっているんだけど、私の住んでる地域だけ例外とか。

これは仕方のない事なんですけど、雨合羽はなるべく着たくない。
なので、必死だったんでしょうね。
アンテナを自分なりにひろげていたんだとおもいます。
ある日、町の図書館で出会ったのが「雲と天気入門」という本。

ここで知ったんです。
授業でも聞き覚えはあったんですが、はっきり自覚したのはこの本からでした。
雲が、大気の状態を表すサインだという事を。
高校2年の夏休みだったと記憶しています。

それから、時間があったら空を見上げる癖がつきました。
すると。
高校三年生の春ごろには、おおよその検討がつくようになってたんです。
私のくらす地域の2時間後の天気を当てられる確率90%以上。
こうなってくると、もう楽しくて仕方がないわけです、天気予測が。

どんな雲がどっちの方向からどれくらい出てきたら、こうなる。
そんな感じで、当たるようになっていったんです。

☆昨日、空が秋を伝えていました

昨日も、空を見上げました。
まだ猛暑日。
札幌も各地と変わらず暑かったんですが、空は、秋でした。
巻雲

これは、巻雲。
一番高い所にある雲です。
きれいですよね。

この雲は、ざっくり言うと、お天気が崩れる前ぶれです。
そしてこの時期の巻雲は、季節の変わり目を示すことが多いですね。
つまり、秋が来る!!

このような空から届く手紙、読めなくても構いません。
下ばかり見て暮らすことが多い時代です。
ふとボ~ッと1分ぐらい眺めるだけで、脳も活性化するそうですから。
なにごとも、見上げることが大事なのかもしれませんね。

Ψ~ 緑の命 ~Ψ
執筆者
毎日をワクワクに変える植物教育研究家
kazuhiko
略歴
園芸の生産・流通・販売・教育と多岐にわたり都合45年勤務。
植物がもつ癒し力や、ちょっとミステリアスな植物の物語を、色んな年代の方に届けています。

現代は、デジタル時代。毎秒おしよせつづける情報に、私たちの脳は、年中無休の疲れ気味。 そこで身近な植物を使った、効果絶大わずか5分の、カンタンな心身癒しをご提案中♪
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