☆はじめに
札幌もいよいよ暑くなってきました。
急に蒸し暑くなったり、時々サッと風が吹いて冷たい空気も感じる日もあるけれど、もう本格的な夏目前といった感じです。
そこでこれから2週間ほどは、植物が豊かに変えた山肌から流れてくる川。
ここに住む生き物たちについて、私の勉強を兼ねて書いていきます。
でもせっかくなら、色々調べて一人で喜んでいても仕方ない。
こういうものは、みんなで「へぇ~」とか「すごいなぁ」って思いたいですから。
それに。
親子で川遊びなどをする時に、ちょいと知っておくと楽しいものですよね。
これからの季節に、何らかのお役に立てれば幸いです。
ということで。
参ります。
☆魚の体の特徴
流線形とウロコ
ものすごくザックリと書きますが、魚は水の中を泳ぐのでおおよそ滑らかな流線形をしています。
そして体の表面を、ウロコで覆っているものも多い。
このウロコで、体を守るんですね。
これは地上の動物たちが毛を生やしているのと同じ。
ヒレ
これは、体から突き出た、鳥で言えば羽、人で言えば手足のようなもの。
背中にあるのが、背ビレ。
一番後ろが尾ビレ。
背ビレと尾ビレの間に、脂(あぶら)ビレを持つ種類もいます。
そして下側。
顔に一番近いところのが胸(むな)ビレ。
その次が、腹ビレ。
この胸ビレと腹ビレはたいていの種が左右に2枚ありますが、これが人間でいう手足、犬で言うと前脚後脚。
漢字の「魚」、この下の4つの点をヨツテンと言いますが、これは胸ビレ腹ビレから来ています。
さらに、腹ビレと尾ビレの間にあるのが、尻ビレと言います。
ではなぜ、ヒレを鰭と書くのか、その言葉の意味はと調べましたが今日は良く分りませんでした。
今度時間がある時に、ユックリ調べてみようと思っています。
エラ
それから、水の中でも息ができるのがエラの存在。
水の中に溶けこんでいる酸素を取り込む事ができるんですから。
ニンゲンもずっと昔は(ニンゲンになる前の話ですが)海の中で暮らしていて、エラ呼吸だった。
そのエラから肺へと呼吸法が変わっていったんです。
それで今でも、フェイスラインの耳の下あたりをエラと表現しますが、もともとこのあたりが本当のエラがあった名残りの場所なのでしょうかね。
ちなみに、海から陸上生活へと進化した時に、海を内側に取り込んで海を携帯したのが、血だそうです。
なので血はしょっぱい。
ルネ・カントンは、海と人の血のミネラル成分のバランスはかなり似通ってるという事を発見したフランスの生物学者 です。
ここから、生理食塩水が生まれたのです。
そうしてルネは、やがて生命の起源は44℃の海中であったという考えに行き着くことになるのです。
なので今でも人は、44℃以上を耐えられない熱さと感じるのだとか。
進化って、やはり面白いですね。
< 川の魚たちの話②へと続く。
という事で、今回の記事はここまで。
時間があれば、今日もう一本書くかもです。
次はそうですね、川の魚たちについて書いてみましょうか。
ではでは、最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き一日をお過ごしくださいませ💐