☆園芸の味方です!
今日の札幌は快晴。
ここ数日寒かったのですが、一気に暖かくなりました、、というより、今日は少々、暑い。
我が家の苗たちも、そろそろ外で大丈夫な頃になったので、今日は昼前にトマトの苗をプランターに植え替える予定です。
これまでは早め買った苗を昼は外へ、寒い夜は家の中へと移動させる毎日でしたから、これからは少し楽ができるようになります。
さてそこで、今朝はこの虫がパトロールをしてくれていました。
ヒメアカホシテントウです。
テントウムシの中でも、小さめで、黒い体に赤い点が二つ。
日本中で暮らしています。
植物の汁を吸って弱らせる虫に、カイガラムシというのが居るんですが、ヒメアカホシテントウはそのカイガラムシを食べると言われてますので、良くぞ来てくれましたと大歓迎の朝でした。
☆テントウムシの食事
というわけでテントウムシの食事について、お話を少し。
たくさんの種類が暮らしていまして、国内ではおおよそ180種類。
そのほとんどが肉食です。
まぁ肉食と言っても多くがアブラムシなどが対象ですね。
だから肉食のテントウムシは、人の性格に役立つ益虫として扱われています。
こちらの代表は、よくイラストなどに描かれることの多いナナホシテントウでしょうか。
そして草食の種類も居ます。
当局のテントウムシで代表的なのは、このニジュウヤホシテントウでしょう。
このテントウムシは、赤茶色の背中に点々を28個背負ってます。
草食性のテントウムシは農作物などを食べたりするので、食事対象が人間と重なります。
なので人間の食事のライバルという事で、害虫として扱われるものが多いです。
前にご紹介したルイヨウマダラテントウも、この草食性のテントウムシという訳です。
まぁ、このルイヨウマダラテントウが食べるルイヨウボタン、これは人間が食べませんので大目に見てやってくださいませ。
あと、菌を食べる菌類食のテントウムシもおります。
こちらの代表は、キイロテントウ。
まっ黄色一色の背中に白い頭のかわいいやつです。
これらは、植物に害をあたえるウドンコ病菌などを食べてくれますので、当然、益虫です。
☆余談~テントウムシの武器
テントウムシは敵に襲われたり、危険を感じると、体から臭くて苦い体液を出します。
それで鳥などはマズイと知ってて食べません。
それでも中にはボ~ッとしてる鳥がいないとも限らない。
なので、私はとってもマズイですよ~!
いいですか?
わかりましたか??
、、、とでも言うように、あんなに目立つ色と模様の背中をしているわけなんです。
自然って、巧妙で、そして深いですよね。
さて、ではこれからヒメアカホシテントウの待つ我が家の玄関先で植え替え作業を行ってきます。
という事で本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き週末をお過ごしくださいませ💐