☆たくさんの、なんでだろうを見つけよう
はじめまして。
こんにちは。
これを読んでくれているってことは、きっとキミは科学者(かがくしゃ)をめざしているのかもしれないね。
それなら、ほんのすこしだけボクにもお手伝いさせてほしい。
キミより少しだけ先に生まれて、キミより少しだけ、おおくを見てきたんだ。
だから今日からたまに、ボクが見てきたことを伝えようとおもう。
そしてキミがやがてオトナになったとき、子どもたちに伝えてほしいんだ。
おもしろかったことや、たのしかったこと、それに植物(しょくぶつ)のヒミツを。
そうそう。
ボクがダレだか、まだごアイサツをしてなかったね。
ごめんごめん。
アイサツはさいしょにやらないといけないね。
ボクの名前は「たまご」
みんなからは「たまごさん」ってよばれてる。
たまごさんは、子どものころからボウケンが大好きだった。
でも病気がちだったけどね。
オトナになってからは元気になって(スキキライせずにヤサイもオニクもたくさん食べたからね)、宇宙を見ながらねむったり、ジテンシャにのってあちこちを旅したり、草や木のけんきゅうをやっていたんだ。
そして、いま、たまごおじいちゃんになったわけなんだ。
・光のヒミツ
さて、今日のはなしをしよう。
今日はね、空にかがやく太陽🌞の光✨のはなしをするよ。
キミは、虹(にじ)をみたことがあるかい?
そう、雨あがりの空にかかる、あのキレイな空気と雨がつくる橋(はし)のことだ🌈
あの虹の色は、太陽光が雨のツブ💧に当たってバラバラになったものなんだ。
そう。
だからもともと太陽の光は、あんなキレイな色がなかよく一つにまざりあって、とうめいになったものなんだよ。
フシギだよね、たくさんの色がまざったら、すきとおるんだから。
この光のはなしはね、またいつかここでおはなしする草や木のおはなしにつながってくるから、おぼえておいてね。
キミがしょうらい、りっぱな科学者になるためにひつようなことなんだ。
それじゃまたこんどね。
たまごさんは、これからけんきゅうのじゅんびをしなくちゃいけない。
だからキミも、たくさんの「なんでだろう?」とかんじることを見つけておいてね。
今日も明日も、キミによいことがたくさんありますように。
~ たまご ~