☆改修工事計画①
お茶話タイム
今日はまだ計画段階です。
今日の計画を基に、今年の秋までの空いた時間にちょちょいと改修をやっていきます。
その様子はまたこちらにアップしていきますね。
ということで、最近覚えた「スマホの写真への落書き機能」を使って、書き進めてまいります。
さてまずは、この全方位食べ放題システムな既製品を、どうにかしましょうか。
あえて壁を作る
全方位食べ放題システムのメリット、これはエサを補給する人から見ても楽ですし、鳥から見ても食べやすい。
一方デメリットは、エサがそんなに沢山置けず、鳥がサッと来てサッと帰るし、エサもすぐに無くなる。
ですので、以下の点を頭において改修していきます。
①エサをたくさん置けるように
②そしてそれがすぐ無くならないように
③エサを取るとき野鳥が少し考えるように
この①と②対策として、既製品の屋根と床を透明なアクリル板で覆う事にします。
写真のように側面左右二ヶ所を塞ぎます。
そして三角屋根の真正面を褄面と言うのですが、褄面も前と後ろの二ヶ所ありますよね。
ですので、そのうちの一ヶ所が背中側と決めて、全面アクリル板で覆います。
それから、残った褄面が正面窓口となります。
ここにはちょいと工夫が必要です。
エサの窓口は、一方向一ヶ所
こうしておくと、野鳥は正面窓口一ヶ所からしかエサが取れません。
この正面もエサが無駄にこぼれないようにアクリル板で覆うのですが、ここは知恵の見せ所。
まず青い部分。
屋根の下端と床を結ぶ一枚を貼り付けます。
ただし、床に接する部分に、野鳥の頭が入るか入らないか程度の半円形の穴をあけておきます。
その穴は、写真の赤い半円で示してますが、実際にはもう少し互いを離した方が面白いです。
そして紫の部分。
屋根の頂点と左右の下端を結ぶ三角形。
ここからエサを補給しますので、開閉できなければなりません。
その上、雨が入らないようにしなければならない。
ここ、むずかしいですね。
だけれど、こういう工夫への悩みが既製品の楽しさです。
さあ、紫部分をどうするか、もう少し考えてみます。
正面を上の方からみると、こんな感じです。
☆改修工事計画②
さてとりあえずこれで、既製品の強化と、基本的な本体改修ができました。
ここからは、野鳥が少しでも長くそこに居てくれるための改造工事計画です。
この写真のままでは、エサの窓口からエサが下にこぼれ落ちる分量が多くなりますよね。
なので前庭を作りましょう。
この緑の部分のように。
この緑の前庭に、エサ窓口から取り出して、そこで食べる鳥、そこで持ち直して持ち帰る鳥、様々です。
ただこの前庭。
私が住むのは札幌ですから、冬場には雪が積もってどうしようもない。
なので、前庭を覆う屋根を延長します。
黄色の部分です。
既にある屋根に、長めのアクリル板を貼り付ける形ですね。
☆野鳥の出入り
当然、バランスの取れた既製品に、前庭とその屋根を延長させると傾きますよね。
その傾きが残りのエサを窓口に寄せてくれるんです。
傾きは、延長屋根の端にフックを付けて上に引っ張り上げることで調整します。
さて、この改築バードテーブルですが、野鳥の出入りは主にこうなります。
やって来るのは近所の森から。
それで野鳥にも、ちょっと行ってみようかという気になってもらわないと困ります。
そこで、入り。
そして、出。
この出入りの動線を決めてあげるのも大事です。
観察にも野鳥の滞在時間にも関わって来ますから。
でも、これだけでは、ただエサを口にくわえて出入りするだけになります。
そこで、前庭に止まり木うを作ります。
黒で示した、こんな感じで。
この止まり木は何かというと、次の鳥の順番待ちのためです。
過去実際に、前庭にこの止まり木を作ったのですが、しかも三つ。
野鳥に大好評でしたよ。
これに止まって順番待ちする鳥のかわいい事かわいい事。
おおよそですが、以上でバードテーブル改修改造計画終了!
☆アクリル板を使う理由
今回のバードテーブルは、小鳥用です。
土地柄、そして中に置くエサの種類や、置き場周辺の環境によって、やってくる鳥の種類が変わります。
今回は、小鳥用です。
最初に一番多く来るのは、この人ですけれど。
さて、既製品の改修にアクリル板を多用する理由を話します。
これは、エサ場囲いでは、残量が野鳥と人の双方に分かるためです。
野鳥もしっかり残量を確認してるんですよね。
かなり少なくなった時に、何とか向こうの美味しそうなエサを取ろうと頑張る姿を何度も見ています。
あと、屋根の延長部分に使う場合は、雨に強い事。
そして視界が良くなることです。
中の順番待ちの様子も野鳥や人から見えますし、中の鳥たちにも外敵接近が見えるので良いんです。
アクリル板は100円ショップで買えるので楽に手に入ります。
では、本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳い一日でありますように💐