< サウナのススメ①より続く
☆サウナ嫌いからサウナ好きへ
悲劇~昨日のブログを書き終えた直後
まぁ大変でした。
自分の部屋でぬくぬくとサウナについての記事を書き、あ、いけない送迎バスに間に合わないと記事の途中で切り上げ外に出てみますと、、、。
吹雪。
出発前にとブログを書き始めた30分前には陽が差していたのに。
玄関先には、Amazonから置き配が届いたばかりの様子で、それでもその上に雪。
勿論、氷点下。
送迎バスが来る場所まで歩いて20分。
車でサッと温泉まで行けば楽なのですが、送迎バス好きな私は、こういう時も頑なにそちらを選びます。
まして歩くと健康に良いし、バスの中で本も読めるし、私がツルツル路面でうっかり交通事故を起こす危険性も無くなるし、ガソリン代は節約できるし。
そんな事を考えながら、歩く吹雪の歩道の寒い事、滑る事、前が見づらい事。
そして温泉からの無料送迎バス停留所にようやく到着。
、、、したのですが、こんな吹雪です。
この場所(歩道際で、屋根も壁も無い場所)には私一人。
そしてまた軽い渋滞でもあるのでしょう。
送迎バスが来ない来ない。
それでようやくバスが来たのが定刻の軽く20分遅れ。
運転手さんがまた優しい。
「遅れてすみません、寒かったでしょ」
運転手さんの話では、やはり路面状態の関係でいつもより渋滞気味だということでした。
バスのヒーターが有り難く、冷え切った体も段々暖かくなり。
温泉着が定刻より30分とちょっと遅れましたが、それはそれなりに楽しい時間を過ごせました。
下の写真は、送迎バスを待つ私の足元の図であります。
温泉とサウナ三昧
本来なら、こういう場合私は、朝8時くらいからおおよそ12時間、ゆったりたっぷり温泉を味わうのでしたが、どうにも今年5月末に仔猫を拾ってからはそうもいかなくなりました。
食事やトイレ掃除もありますし、私と家内双方が不在という状況を、せめて6時間以内になるようにしております。
まぁ、生き物のお世話というものは、動物も植物もヒトの子供も基本は同じです。
基本は、です。
その命のサイクルとリズムがありますし、それをつかんでおけばやる事は視えます。
あ、誤解されないでくださいね、ヒトの子を6時間放置して良いという話ではありませんので。
あくまで、命のお世話の基本の話です。
ですので今回、お昼に家を出た私が、純粋に温泉を楽しめる時間は3時間半。
帰りの送迎バスに間に合うように。
まず体洗って温泉に5分浸かって。
そして休憩所に行って20分仮眠して。
その後は、サウナです。
伝授されたサウナ達人の秘技
サウナにて
元々私がサウナ嫌いだったのは、暑がりの私が、あんな熱い場所に座るという事がそもそも苦痛だったというのがあります。
それが二年前に旅先で出会ったお父さん、サウナ達人のお話を伺って一転。
今では大好きになってしまうのだから人生は面白い。
サウナ達人の話では、あの熱いサウナにある砂時計に惑わされてはいけませんという事でした。
中に入って、皮膚表面に軽く汗が浮いて、自分が心地よいと感じるまでがあの部屋に入っていい時間との事。
だから個人差があるというのです。
私の場合、砂時計が落ちきるまであの部屋で熱さに耐えていたので、良くないという訳ですね。
そうか、心地よいと感じる時間だけ、それなら私にもできます。
冷水浴にて
そしてサウナ達人の話は続きました。
サウナと冷水浴はセットです。
心地よく温まった体を、あの冷たい水が張られた浴槽に沈める事が大事なのだそうです。
まずサウナでかいた汗をサッとシャワーか何かで洗い流して、冷水浴槽に足先から静かに入る。
なるべく静かに。
これら体表面の温度急変が、体に神経にリンパの流れに、とても良いのだそうで。
温度差を感じた体表面にピリピリとした刺激を感じたら、効いている証拠とのこと。
そして無理せず肩口まで浸かり、10秒ほどで体表面からフッと体表面から冷たさが消えると言うのです。
最初は嘘だと思いましたが、やってみると不思議。
本当でした。
まるで体の表面を薄く柔らかい高級な布が覆っているような感じ。
これを、「天女の羽衣」と言うのだそうですよ。
この天女の羽衣を感じたら、自分の吐息に冷たさを感じるまでそのまま。
冷水浴なのに、寒さを感じないので不思議です。
そして吐息にフッと心地よい冷たさを感じたら、冷水浴層から上がり、一度かけ湯をしまして。
そのまま外気浴に移ります。
外気浴にて
サウナの達人の話では、この外気浴がサウナの目的だと言い切って良いとの事でした。
「人は、外気浴をするためだけに、サウナに入り、冷水浴をし、その準備を整える」のだそうで。
へぇ、それは考えたことが無かったと私は、ここでこれまでのサウナ苦手意識が、一気に好奇心に代わりました。
これが還暦を迎えた年の話ですから、それまでの人生で、ああ損をしていたなぁと感じる事の一つでしたね。
熱い部屋に入り軽く汗をかき。
冷水浴層に浸かり、羽衣を身にまとい、暑さ寒さと無縁の感覚をつかむ。
その上で、水分補給しっかりとして、外の空気に体をさらす。
これが正しいサウナの入り方だそうです。
この外気浴が大事と申しましたが、ここだけ時間が決まってます。
おおよそ5分~15分、です。
ここで体を外気にさらして、きちんと休める事が肝要。
さすがに昨日は、冬の北海道ですから、私の外気浴の時間は5分でしたが実に心地よかったですよ。
温冷外の回数
そして達人の話では、このサウナ(心地よい汗かき)→冷水浴(心地よい天女の羽衣)→外気浴(心地よい休息)は、三回ほど繰り返して完成だそうで。
昨日温泉を楽しんだ私に残された時間、3時間もあれば充分なのです。
そうそう。
それで、こうして楽しんだサウナの効果なのですが。
簡単に申しますと、体も心も軽やかにスッキリとなるのがすぐに実感できるのです。
そして当初私がサウナ達人に感じた若さも。
なるほどな、そう思います。
何事も、愛好者が多くいて、長く続いている物には、しっかりとした意味があるという事なんだなぁ、と。
そう感じた私の還暦での出会いでした。
あの時、達人から紹介された本の内、書かれている内容が整理されていて、初心者の私でも分かりやすかったのがこちら。
私の場合は、この本からではなく。
最初に、実際にサウナ好きと言う子煩悩なあのお父さんとの出会いが、サウナ好きとなる大きな要因だったように思います。
そんなこんなで、昨日の午後は天候も荒れましたが、じっくりとサウナを楽しんできたという訳です。
と言う訳で本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
皆様どうぞ佳き一日を、お過ごしくださいませ💐😊

