燻製本番

燻製づくり ささやかな発見
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☆炭火とスモークチップと燻製箱と

さて昨日。
ソミュール液に浸して、茹でて中心温度をシッカリ上げて殺菌し、その後に表面を乾かしたお肉。
< 燻製の前処理③~低温殺菌(初心者向け)

いよいよ今朝。
そのお肉を燻製器に入れて、燻製開始しました。

実際の燻製づくりに関しては、以下の記事が参考になるかなと思います。
< 春の燻製づくり④
(もしそこで分からない事がございましたら、メッセージを下さいませ。)

そして今回。
私はこのように、バーベキュー串でお肉を刺して、それを針金で留めて、、、。
燻製づくり
燻製箱の上の方からこのように吊るしまして、、、。
燻製づくり
下にある金属の缶に炭火を入れて、温度が60℃~65℃になるように火を加減しつつ、、、。
燻製づくり
炭火で少しづつ焦げていく程度の距離にスモークチップを入れて、たまに足しながら6時間程度燻していきます。
炭火
それで、これもたまにでいいと思いますが。
燻製チップにザラメを適量混ぜると、燻製肉の色づきも良くなり、旨味も増しますのでお勧めです。
燻製 ザラメ

それから燻製終了後は、お肉を網などに入れて半日ほど風にさらせば完成となります。
これは、燻製肉表面の余分な煙成分を飛ばすための作業です。
仕上げ風乾
いかがでしたでしょうか?
お問い合わせのありました、私流の燻製づくりの工程。
今回ご紹介した燻製づくりは、熱燻・温燻・冷燻とあるうちの、温燻です。

今回ご紹介したやり方でそんなに時間が取れない場合でも、熱燻(温度80℃~)で、食材にもよりますが10分から1時間程度で燻すやり方もあります。
燻製器を作るのが面倒な場合、フライパンと、フライパン用の蓋とアルミホイルとスモークチップがあれば、ご家庭のガスコンロでもできる熱燻も良いかもしれませんね。
※写真は熱燻ではなくて、炭火の火起こしです。
燻製 炭起こし

但し、熱燻は当日か翌日までに食べきるのが良いと思います。
保存性は、温燻には劣りますので。
それと。
冷燻は、燻製熟練者でしかも時間に余裕がある方でないと難しいと思いますので、慣れないうちは手を出してはいけないと私は思います。
燻製
まぁ色々と奥が深いですが、中心温度と燻製前の風乾さえしっかり守って、火の管理と始末がきちんとできれば大変楽しいものなので、親子で燻製をやってみたいというお問い合わせが嬉しくて我流燻製の工程を書いてみました。

月末の親子チャレンジのご参考になれば幸いです。
燻製

という事で本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き一日をお過ごしくださいませ💐😊

Ψ~ 緑の命 ~Ψ
執筆者
毎日をワクワクに変える植物教育研究家
kazuhiko
略歴
園芸の生産・流通・販売・教育と多岐にわたり都合45年勤務。
植物がもつ癒し力や、ちょっとミステリアスな植物の物語を、色んな年代の方に届けています。

現代は、デジタル時代。毎秒おしよせつづける情報に、私たちの脳は、年中無休の疲れ気味。 そこで身近な植物を使った、効果絶大わずか5分の、カンタンな心身癒しをご提案中♪
ささやかな発見
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