☆今日の、よく分からないけど買ってみた商品
雪が降り、今朝はそれが氷のようになってあれこれ大変でした。
それで予定がどんどん後にズレて行き、本来なら午前中に書いておくブログも後回し、ということで今に至っております。
さてお昼前。
家内の買い物のお手伝いとして同伴。
するとこういう物が、八百屋にドンと売られていました。
商品表示には、ダンボール箱の切れ端に、黒マジックで「かぼちゃ」とだけ書かれておりまして。
まぁ、カボチャにはいろいろあるとは知っておりましたが、詳しくはない。
しかも私の人生で一度もカボチャ料理を作ったことが無い。
それでもせっかく生まれてきたこの命ですから、これは食べてみておくべきではないかと思い、家内に伝えて購入しました。
それがこちら。
帰宅してから家内が言うには、買ってと言うから買ったけど、こういう分からないものは私だったら買いませんという事らしい。
いいではないか、折角生まれてきたこの人生だぞと伝え、切ってみました。
すると、通常のカボチャに比べ、皮が薄くて切りやすい。
驚きです。
何か良い香りがする。
後の調理は、煮るなり焼くなり好きにしてくれいと家内に任せ、私はこのカボチャが何モノなのか調べる時間です。
①カボチャで。
②縦長で。
③皮が薄い。
この条件を満たすのは、宿儺かぼちゃ、、、ではないかと分かりました。
飛騨の名産品との事で、1980年に西洋から元の種が持ち込まれ、飛騨地方でそれを基に品種改良してできたのが宿儺カボチャらしいのです。
宿儺カボチャの宿儺は「すくな」と読みます。
この「宿儺」がどこから採られた言葉かと申しますと、「両面宿儺(りょうめんすくな)」と呼ばれた鬼からなのです。
古事記か日本書紀に出てくる鬼で、顔が表と裏に二つあって、手が四本あったと言います。
※画像は、飛騨大鍾乳洞の公式サイトより引用
そう言えば私の叔父は山伏で、生前、両面宿儺について語ってくれたことがありました。
「両面宿儺は時の朝廷に立ち向かい、屈しなかった強い鬼だったが、たまに優しいこともやった鬼だよ。」と。
なぜ九州の山伏である叔父が、両面宿儺の伝承を幼い私に伝えたのか?
また叔父が語る両面宿儺は、どうして優しい事もやったのか?など。
この歳になって、聞いておけばよかったと疑問が次々浮かんできますが、人生、こういう面もありますよね。
山伏の叔父の顔を思い浮かべながら、まずはレンジでチンしてみたよと出された宿儺カボチャを試食。
あら、案外美味しいかも。
カボチャというより、栗に近いような、、、。
この歳になり、面白いカボチャに出会えました。
そんなご報告でありました。
という事で本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き一日をお過ごしくださいませ💐😊

