迎え火の日(盂蘭盆会)

盂蘭盆会 喫茶~言の葉
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☆盆の入り

旧盆。
今日は盆の入りです。
夕方に焚く迎え火の準備をしている朝です。

何度も書いておりますので、もう必要ないかとは思いますが念のため申し上げますが。
旧盆とは旧暦の盂蘭盆会の事。
元々は旧暦の七月十三日~十六日にかけて行われるご先祖供養の事で、改暦された明治6年に、そのまま新暦の7月13日~16日を新盆としたのです。
盂蘭盆会

なので今、私たちが普通に使っているカレンダーでの7月の新盆は、改暦前まで行われていたお盆と季節感が随分違う訳です。

そしてまた、正確に旧暦の盂蘭盆会を新暦に当てはめると、年によって日付がズレてしまうので、それはそれでややこしい。
そこで、常におおよそ旧暦は新暦より一ヶ月遅れという事で良いだろうと、旧盆は新暦の8月13日~16日と決められました。
盂蘭盆会

そういう背景をちょいと頭に置いてみると、今年の本来の盂蘭盆会は、新暦(太陽暦)の9月4日~7日になります。
つまりこの四日間が、旧暦(太陰太陽暦)の文月(七月)十三日~十六日です、今年の場合。

六月(水無月)が、今年の場合、新暦の6月25日から7月24日まで。
そのあと閏(うるう)水無月が来て、そこが新暦の7月25日から8月22日まで。
文月(七月)はその後に来て、新暦の8月23日から9月21日まで。
それで文月の十三日~十六日が、新暦の9月4日~7日にズレるという絡繰りなのです。
盂蘭盆会
あ、今窓辺の閉店中の鳥食堂に、シジュウカラが来ました。
秋の気配ですね。
さてと迎え火の準備を、ぼちぼち始めましょうかというところで。
盂蘭盆会
本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳きお盆の入りをお迎えくださいませ💐😊

Ψ~ 緑の命 ~Ψ
執筆者
毎日をワクワクに変える植物教育研究家
kazuhiko
略歴
園芸の生産・流通・販売・教育と多岐にわたり都合45年勤務。
植物がもつ癒し力や、ちょっとミステリアスな植物の物語を、色んな年代の方に届けています。

現代は、デジタル時代。毎秒おしよせつづける情報に、私たちの脳は、年中無休の疲れ気味。 そこで身近な植物を使った、効果絶大わずか5分の、カンタンな心身癒しをご提案中♪
喫茶~言の葉
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