☆銀杏研究室の固定ページ追加
・生きた化石と言われる植物
植物界で「生きた化石」と言われる銀杏について、私は前々から興味がありました。
それは、人類よりもっと古い時代から生き抜いてきた植物だからです。
そしてこの銀杏(イチョウ)は、日本人にとっては、あまりにも見慣れた樹木ですよね。
なので、さほどありがたみを感じられないかもしれません。
ただ、私にはそれが切なく思われます。
なぜなら、いま世界で見られる銀杏がここまで元気に広まって行ったのも、日本が大きく関わっているからです。私たちの祖先が守り抜いた「思い」までも宿しているような愛しささえ感じられる木だからです。
しかしそのことは、あまり広く知られていませんよね
それが私は切ないのです。
なのでせめて、なんとか多くの方にこの身近で偉大な植物の事を知っていただきたい。
そんな願いから、私流の銀杏研究を始めました。
ここから、誰にでも伝わりやすい形で何かを生み出せたら良いなと願っています。
やっぱり、親しみを持って身近に感じていただきたい植物の一つですから。
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・イチョウについての、私のお勧め本
今ではあちこちで見ることのできる銀杏(イチョウ)ですが、一時は絶滅の恐れがありました。
その事態から銀杏を救ったのが、長崎の出島なんです。
この場所で政治と外交と植物が見事に噛み合って、奇跡的な偶然が生まれました。
まぁ実に分かりやすく、ここの処を上手くまとめて書いてあるこの本。
とっても良い本。
銀杏についての私のお勧めの本です。
イチョウ 奇跡の2億年史
河出書房新社から出て、定価3850円。
著者は、ピーター・クレイン。
少々値段はお高めですが、買って損はない内容の濃さでした。
ちょうど来月、長崎に出向く用事もありますので、また現地を見てきますね。
もう今から歴史に触れられるかもしれないというワクワク感でいっぱいです。
さて、何に出会えるかな?
さて、何を私は気づけるのかな?
しっかりと、観てきますね!