傷んだ蘭、順調に復活中!

洋ランの手入れ 命の不思議
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☆あれから五ヶ月経過

昨年11月26日に、うっかり雪に当ててしまって傷んだ蘭
友人から頂いたもので、おそらくオンシジウムだとは思うのですが。
それがまだ花も見ないうちに、大きなダメージを負った昨年冬の始めでありました。
寒さに負けた蘭

寒さに負けた蘭
今年2月下旬には、なんとか新しい芽が出てきているのが確認できました。
凍った蘭

凍った蘭
そこから更に2ヶ月経過。
この芽もだんだんと立派になり、更にもう一つ、新しい芽が出てきました。
ですので今回、駄目になった部分を切り離すことにしましたので、その一部始終を画像中心にお伝えいたします。

☆4月半ばの蘭、衣替えの様子

生きている部分、駄目になった部分

まずこれが手入れ前。
二月下旬からの変化は、新芽が大きくなったことと、もう一つ新芽が出て来ている事。
洋ランの手入れ
では、さつき鋏という、盆栽で芽切りに使われる物をもっていますので、今回それを使って切り分けます。
緑の部分が、生きている所。
その中で、緑の葉を広げているのが二つ目の新芽です。
洋ランの手入れ
目立たなくても、こういう枯れた部分に混じって、生きている緑の根もありますから、まるで手術です。
慎重に、慎重に。
洋ランの手入れ

手術開始

各部の名前は、勿論あるのですが。
ここは分かりやすく、茶色く変色した部分を切り離し。
緑の部分を傷つけないように残していく。
それだけです。
洋ランの手入れ
まずは分かりやすいここを切り取り、、、。
洋ランの手入れ
ちょっと、スッキリ!
洋ランの手入れ
ここからは、絶対に緑の部分を傷つけないように、特に慎重に茶色や褐色になった部分を切り離していきます。
根っこについては、見えている所だけを土の生え際から切り取りました。
洋ランの手入れ
一気にではなく、絶対に問題ないと思うところから、少しずつ切り離していきます。
洋ランの手入れ

仕上げ

大胆にカットする所。
繊細に鋏を入れなければならない所。
色々ありますが、益々スッキリとしていきました。

二つの新芽も、このように伸び伸び。
洋ランの手入れ
切り口は、緑色側ギリギリまで切ると良くないです。
洋ランの手入れ
私達の怪我と同じ、かさぶたで傷口を保護するイメージで、茶色の部分をわずかに残して切るのがコツです。
洋ランの手入れ
中々良い感じに仕上がりました。
洋ランの手入れ
これからの生長が楽しみです。
洋ランの手入れ

と言う事で本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き週末をお過ごしくださいませ💐😊

Ψ~ 緑の命 ~Ψ
執筆者
毎日をワクワクに変える植物教育研究家
kazuhiko
略歴
園芸の生産・流通・販売・教育と多岐にわたり都合45年勤務。
植物がもつ癒し力や、ちょっとミステリアスな植物の物語を、色んな年代の方に届けています。

現代は、デジタル時代。毎秒おしよせつづける情報に、私たちの脳は、年中無休の疲れ気味。 そこで身近な植物を使った、効果絶大わずか5分の、カンタンな心身癒しをご提案中♪
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