日の出・月の入り・早朝森散歩

森の日の出 喫茶~言の葉
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☆昨日から快晴が続く札幌

今朝4時半に目が覚めて。
折角なのでと約30分間、近所の森へ行ってきました。
雪もほとんど解け切って、歩きやすくなりましたので、これからは秋までこうやって気軽に散歩ができるようになります。
これがまた楽しくて、健康にも良いのです。

朝の空気の冷たさと、太陽の光と、風と、それらを感じながら風景を楽しみつつ朝歩き。
なんでも、こういうことが自律神経の乱れを整え、一日の始まりに脳が快適に動き出すのだといいます。
確かにこういう朝を過ごした日は、何かの作業も、事務仕事もはかどりますし、なによりアイデアが次々浮かんできて絶叫調なのです。

皆様も、できれば朝、全てのスタートの前、5分でも良いので外に出てふらりと歩くことをお薦めいたします。

☆朝の森散歩

さて今朝は、私が外に出た時は2.3℃。
本州の冬並みです。
でも、一気に目はシャッキリ。
冷えすぎる前に帰ればよいのですから気が楽です。

本当は10分ぐらいの予定だったのですが、晴れて、雪が無くて、マイナス気温でないのですから、これはもう少しもう少しと歩いてしましまして。
結局30分です。

ご覧ください。
森の中で見る、日の出。
もうこれだけでなんだか得した気分になれます。
森の日の出

☆朝のカラスの会話

良い気分のまま歩いていると、森の道に一枚の羽根。
カラスです。

見上げると、森の高い木のてっぺん辺りを太陽が照らし始めていて、そこだけ明るく輝いています。
その光の中に、二羽のカラスが並んで止まって、朝陽の方を眺めています。
カロロロと言う声を出し、優し気に会話していました。

カラスが会話するというのは、なんの比喩でもありません。
子供カラスや、仲の良いカラスには、こういうふうに穏やかな声で話しかけているのです。
私はその鳴きまねが少し得意で、たまにカラスと仲良くなったりします。
餌付けとかではなく、です。
家内はそれこそ最初の方は驚いていましたが、今では私から技を盗んでカラス友達術の名人となっております。

高い木のてっぺんに居る二羽のカラスは朝陽を一杯浴びて、気持ちいいねぇ、暖かいねぇ、一日が始まるねぇと話しているようでした。
敏感なカラスの邪魔をしないように、私はここではカメラを構えず、ただ眺めるだけ。

そうしてそれから数分後、朝陽が差す方向から一羽のカラスが飛んできて、二羽に向かってカァ~!と鳴きました。
それを合図に二羽のカラスは並んで飛び立ち、鳴いたカラスと一緒にどこかへ飛んで行ったのです。
多分、朝の寄り合いか何かがあるのでしょう。
森に落ちたカラスの羽

☆西の空にはお月様

そこからしばらく歩いて振り返ると、今沈みゆこうとしているお月様。
こういう時のお月様はまた、良い味わいがありますね。
白々とした輪郭が、どこか神々しくて。

綺麗だなと見つめていると、背中側からようやく私の所まで太陽が届いてきました。
空気が冷たい分だけ、それだけで一気に暖かくなります。

ああ、先ほどのカラス達は、こういうしあわせを感じていたのかと妙に納得できました。

朝のたった30分の散歩ですが、こうしていまだに発見があります。
こうした小さな体験や発見を、子供たちに伝えてあげるのも私の仕事の一つです。
沈みゆく月
と言う事で本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き一日をお過ごしくださいませ💐😊

Ψ~ 緑の命 ~Ψ
執筆者
毎日をワクワクに変える植物教育研究家
kazuhiko
略歴
園芸の生産・流通・販売・教育と多岐にわたり都合45年勤務。
植物がもつ癒し力や、ちょっとミステリアスな植物の物語を、色んな年代の方に届けています。

現代は、デジタル時代。毎秒おしよせつづける情報に、私たちの脳は、年中無休の疲れ気味。 そこで身近な植物を使った、効果絶大わずか5分の、カンタンな心身癒しをご提案中♪
喫茶~言の葉
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