サッポロフキバッタ

サッポロフキバッタ ささやかな発見
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☆飛べないバッタ

森の縁に、バッタが居りました。
お分かりになりますか?
桑の葉と、サッポロフキバッタ
クワコはみんな繭を張り終えたので、エサはもう必要ないのですが、桑の葉があるとついつい見てしまいます。
そんな桑の葉の一枚に、バッタが留まって居たのです。
ちょっと分かりづらいので、赤い丸で囲んでみましょう。
ここです。
サッポロフキバッタ
拡大してみましょう。
葉脈に沿って、保護色を活かして休んでいました。
自然って、不思議ですね。
サッポロフキバッタ

このバッタの名前は、サッポロフキバッタ。
特徴は、羽です。
サッポロフキバッタ

どうですか?
とても小さな、退化した羽が見えます。
これがフキバッタの特徴です。
サッポロフキバッタ
羽があるのはオスで、メスは完全に羽がありません。
飛ぶ必要が無くなったので退化したわけですが、、、なぜ飛ぶ必要が無くなったのだろうか?と不思議であります。
そしてこのバッタ。
赤い色をしたダニに、体液を吸われております。
野生とは過酷ですね。

ちなみにこの赤いダニ。
名前はカベアナタカラダニ。
人の血や体液は吸わないので、直接人に害を及ぼすわけではありません。
なので見かけてもそっとしておきましょう。
変に潰して赤い汁が服についたら取れにくいですし、皮膚に着いたら痒みが出る人もいるようですから。

サッポロフキバッタ、このようにタカラダニに体液を吸われながらも頑張っておりましたので、ご報告。
サッポロフキバッタ
と言う事で本日はここまで。
最後までお読み下すってありがとうございました。
どうぞ佳き時間をお過ごしくださいませ💐😊

Ψ~ 緑の命 ~Ψ
執筆者
毎日をワクワクに変える植物教育研究家
kazuhiko
略歴
園芸の生産・流通・販売・教育と多岐にわたり都合45年勤務。
植物がもつ癒し力や、ちょっとミステリアスな植物の物語を、色んな年代の方に届けています。

現代は、デジタル時代。毎秒おしよせつづける情報に、私たちの脳は、年中無休の疲れ気味。 そこで身近な植物を使った、効果絶大わずか5分の、カンタンな心身癒しをご提案中♪
ささやかな発見
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